タイトル等
企画展
川崎市制90周年記念事業
「岡本太郎とアール・ブリュット―生の芸術の地平へ」展
会場
川崎市岡本太郎美術館
企画展示室
会期
2014-07-19~2014-10-05
休催日
月曜日(7月21日、9月15日を除く)、7月22日(火)、9月16日(火)、9月24日(水)
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 800(640)円/高・大学生・65歳以上 600(480)円/ 中学生以下無料
※本料金で常設展もご覧いただけます
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
川崎市岡本太郎美術館
協賛・協力等
協力:プチ・ホールやまぼうし、認定NPO 芸術資源開発機構、NPO法人アール・ド・ヴィーヴル、アトリエ・コーナス、やまなみ工房、工房集、日本理化学工業株式会社
概要
1950年岡本太郎は『アヴァンギャルド藝術』(美術出版社刊)を著しました。この本の中で岡本は、表現の始源を問うような発言をしています。

「未開人も子供も狂人も、論理的に明らかに矛盾していること、例えば自分が自分であると同時に兎であるとか、雲だというような、あり得べからざることを平気で信じたり、夢で見た世界と現実の世界とを矛盾のままごちゃごちゃにして、ともに実在だと考えたりします。」

「彼らの表現はノーマルな社会の分別では到底考えられない、恐ろしい程の激しさを持っているのです。それはかえって我々を根源的な感動に回帰させる異常な魅力です。」 (原文のまま P109、P110)

当時、これらの発言は多くの若いアーティストたちに刺激を与えたようです。戦後、岡本はアヴァンギャルド(前衛)芸術の旗手として、作品を発表し、講演を行い、また多くの雑誌に彼の芸術論を執筆するなど、エネルギッシュに活動しました。岡本はこの『アヴァンギャルド藝術』の中で、アヴァンギャルド芸術と同じ地平に「子どもの絵」「精神障害者の絵」「民族資料」をのせて自身の芸術観を語っています。
本展では美術の専門教育を受けていなくても独自の表現で自分の世界を築いた表現者たちを「アール・ブリュット(生(き)の芸術)」と捉えて、その様々な作品を紹介します。「アール・ブリュット」はフランスのアーティスト、ジャン・デュビュッフェによって生み出された言葉です。このデュビュッフェの「アール・ブリュット」は、英訳され「アウトサイダー・アート」という名称で世界中に広がっていきました。この「アール・ブリュット」の考えは、岡本太郎の『アヴァンギャルド藝術』の芸術観と繋がるものではないでしょうか。
本展は「岡本太郎とアール・ブリュット―生の芸術の地平へ」と題し、様々な表現世界を持った人たちの作品や子どもたちの絵や障害をもちながら作り続ける作家たちの作品を紹介いたします。
イベント情報
毎日開催の参加型イベント「顔を描こう!仮面を作ろう!」
日本理化学工業の「キットパス」という画材を使って、自分のイメージした顔や仮面の作品を自由に描いてみましょう。
日時:会期中毎日 14:00~16:00 ※休館日を除く
対象:どなたでも参加できます。
定員:一度に参加できる人数 15名程度
料金:無料 (企画展観覧料が必要です)
参加方法:事前予約等ありません。イベント開催時間中は自由参加です。

アーティスト・中津川浩章によるライブペインティング
子どもたちとのワークショップで作品制作をおこなったアーティスト・中津川浩章氏によるライブペインティング。イベントで制作された作品はギャラリーに展示する予定です。
日程:2014年8月10日(日) 14:00~
料金:無料(ただし観覧料が必要です)

ギャラリートーク
担当学芸員による展示解説です。展覧会の見どころ、作品の背景や作家にまつわるエピソードなどを知ることで、作品の新たな見方や楽しみ方がひろがります。
日程:2014年7月21日(月祝)、8月24日(日)、9月7日(日)、9月21日(日)
時間:各日 14:00~
料金:無料(ただし観覧料が必要です)

関連イベントの日程や時間の変更は、随時ホームページでお知らせします。
会場住所
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
交通案内
小田急線 向ヶ丘遊園駅から
岡本太郎美術館の最寄り駅は「小田急線 向ヶ丘遊園駅」です。
向ヶ丘遊園駅 は、新宿から、小田原・湘南方面への急行で約20分、普通電車で約40分です。
多摩急行、快速急行は向ヶ丘遊園駅に停まりませんのでご注意ください。
【徒歩】 約17分
南口から道なりに進み、ダイエーを左手に見ながら稲生橋交差点を渡ってください。そのまま直進し、生田緑地の入口から坂道を上がり、芝生広場の右手奥が美術館です。
【タクシー】
南口タクシー乗り場から、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。生田緑地の入口まで4分程度、そこから徒歩で約5分です。
【バス】
南口ターミナルから川崎市バス「溝口駅南口行」(5番のりば・溝19系統)乗車、「生田緑地入口」で下車(約3分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。
北口ターミナルから小田急バス「専修大学行」乗車、終点「専修大学前」で下車(約10分)、バス停より生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通って徒歩約6分です。


JR南武線・小田急線 登戸駅から
徒歩では約30分かかりますので、小田急線に乗り換えて向ヶ丘遊園駅をご利用ください。
【タクシー】
タクシーをご利用の場合は、向ヶ丘遊園駅からとほぼ同料金です。ご利用の際は、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。
【バス】
川崎市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行きに乗車、終点「生田緑地」下車(約16分)、バス停より徒歩約5分です。
※10時~16時台は1時間に1本程度の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です。


JR南武線 武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線 溝の口駅から
川崎市バス「向丘遊園駅南口行」(2番のりば・溝19系統)に乗車し、「生田緑地入口」で下車(約20分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。


東急田園都市線 梶が谷駅から
東急バス「向ヶ丘遊園駅南口行」(1番のりば・向01系統)に乗車し、「飯室」バス停で下車(約17分)、バス停より徒歩約10分です。
※1時間に2~3本の運行です。


東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅から
小田急バス「向ヶ丘遊園駅北口行」(1番のりば・向11系統)に乗車し、「専修大学入口・川崎ゴルフ場入口」バス停で下車(約10分)、進行方向右手の坂道を上がり、生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通ってください。


東名 川崎インターから
普通車両の場合は、川崎インターを左折し、二つ目の信号(犬蔵交差点)を右折してください。そのまま直進し(約7分)、平三叉路を中央に進み、生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
大型車両の場合(バスなど)は、川崎インターを左折し、尻手黒川線を清水台で右折。浄水場通りを根岸陸橋で右折、世田谷町田線を多摩警察署前で右折し、府中街道の稲生橋交差点を右折して生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。詳しくは生田緑地東口ビジターセンターへ:044-933-2300


国道246号線から
国道246号線の溝ノ口交差点(立体交差)を、東京方面からは右折、町田方面からは左折し、府中街道に入って、府中方面に直進してください(約15分)。稲生橋交差点を左折し(約2分) 生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
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