タイトル等
杉山功個展
『神居 SANTUARIO』
会場
東京画廊+BTAP
会期
2014-06-28~2014-08-02
休催日
日、月、祝
開催時間
11:00~19:00
(火―金) 11:00-19:00 (土) 11:00-17:00
概要
この度、東京画廊+BTAPでは6月28日(土)より杉山功個展『神居 SANTUARIO』を開催致します。東京画廊+BTAPでの二回目の個展となる本展では、1990年代から今日に至るまでに制作された作品群を展示致します。
杉山功は1977年に東京造形大学彫刻科を卒業後、同年同大学研究室に進み、1983年に卒業。同年イタリアに移り、カラーラ美術アカデミーに入学します。1990年同アカデミー卒業後もイタリアに留まり、ミラノ、カラーラを拠点に制作活動を行ってきました。これまで主にヨーロッパ、アメリカで個展を開催し、世界各地のグループ展やアートフェアで作品を発表しています。
杉山の彫刻は、大理石と木をモチーフにしています。歳月が経過して、ゆっくり風化していく石と、早々と朽ちて消える木の対比によって、様々な物質に作用する異なった時間を喚起し、対立するものの間に調和を生み出します。未加工の大理石は自然に見たてられ、一方、その自然に配置される磨かれた屋根や壁は、人間の英知と力によって創られる建築を象徴するものです。こうして、杉山の作品は自然と文明の関係も示唆することになります。
1983年からイタリアに在住する杉山は、西洋の知識と感性を吸収すると同時に、自らの根幹を成す東洋の伝統文化を掘り下げました。自然を支配すべき対象として見た西洋人に対し、東洋人は自然を尊重し、それと共生しようという意識を強く持っています。日本人として人間と自然の関係を追究する杉山の作品は、静かな内省的雰囲気を持ち、自然や神に対する敬虔の念に裏打ちされているものです。
西洋と東洋との絶妙な叡智の均衡において制作を続ける杉山功の作品を是非この機会にご高覧ください。初日の6月28日(土)16:00より、作家を囲んでのオープニング・レセプションを開催する予定です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
イベント情報
オープニング・レセプション
2014年6月28日(土) | 16:00―18:00
東京画廊+BTAPにて
ホームページ
http://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/intokyo/-santuario.html
会場住所
〒104-0061
東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
ホームページ
https://www.tokyo-gallery.com
東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
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