タイトル等
思考の層
―作家は、何に執着するのか
岩田俊彦 榊貴美 傍嶋崇 湯浅克俊
会場
REIJINSHA GALLERY
会期
2014-05-09~2014-05-30
概要
彼らは何に執着しているのか。
そして、その執着はどのようにして生まれたのか。
こだわりは、こだわり抜いたとき、クオリティとなってひとつの形を纏う。

何気なく自身の周囲に存在していた事物は、思考の構築によってある形を表し、それは、作家という内側と、社会という外側によって摩擦がおこり出現する構造を持っている。そして、そこには、変容し続ける彼らの時間が存在している。

また、表層に構築されたテクスチャーは、彼らのプロセスに内在する思考、技術の結果であり、現代という時間がそのプロセスを支えている。彼らは、時代を映し出す目を持ちながらも、それが歴史の蓄積によって初めて意味を持つことも知っている。

本グループ展の4名の作家は、作品の表面に特別な想いを持ち、それぞれが全く異なるプロセスで独自の世界観を提示している。彼らの持つ異なる表現媒体は、それぞれの獲得した経験の違い、つまり執着の違いに現れる。執着によって具現化されたクオリティの伴った表現は、彼らの持つ「思考の層」の一部と言える。

企画キュレーター : S+N laboratory 西園政史
会場住所
〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-2 みつわビルB1
交通案内
東京メトロ銀座線 「銀座」駅 B3 出口より徒歩1分。
(宝石店 ミワ様の B1です)
ホームページ
http://www.reijinsha.com
東京都中央区銀座6-7-2 みつわビルB1
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