タイトル等
金氏徹平
フライド幽霊とボイルド空想
会場
シュウゴアーツ
会期
2014-03-20~2014-04-26
休催日
日・月曜日、祝日
開催時間
12:00~19:00
概要
シュウゴアーツでは、金氏徹平個展「フライド幽霊とボイルド空想」を開催いたします。
今回の個展タイトルは、ともに実体のない物を調理方法でとらえているもので、”ゲゲゲの鬼太郎”に登場する「人魂の天ぷら」と、小説の一ジャンルを言い表す「ハードボイルド」という言葉と関係している、と金氏は言います。

一昨年から昨年にかけての北京やシンガポールでの滞在制作を経て、都市が形成されていくこととその中で日々起きる出来事、美術の新しい流れが生まれてくる状況、個人の創作活動、などの関係について考えたという金氏。さらにシンガポールではSTPI (Singapore Tyler Print Institute)にて版画(プリント)の技法に濃密に取り組んだことで、イメージと物質の関係をより強く意識するようになり、特にコラージュに対する考え方が更新されたと言います。

今回の個展では、これらの新しい経験を踏まえて、特に昨年から取り組んでいる平面のGray Puddleを中心に、個人的な、もしくは共有されている、幻想や実体のない現象 (例えば、ヤクザ映画の血、様々な漫画の物語から切り離された物のイメージ、漫画の制作に用いられる雰囲気や光や陰影や音や速度を現すスクリーントーン、形を成さない石膏、高速で流れ変化する風景、レンチキュラーの断片など)をモチーフにして、さらにそこに形や重さや生々しさや空間性を与えるような絵画や彫刻を発表致します。

今年9月には、シンガポールSTPIにて、昨年滞在制作した80数点の作品を展示する個展を予定しております。国内外に活発に活動する金氏の個展を、この機会にぜひご高覧下さい。
ホームページ
http://shugoarts.com/archives/9451/
会場住所
〒135-0024
東京都江東区清澄1-3-2 5階
交通案内
半蔵門線/大江戸線「清澄白河」下車A3番出口より7分
半蔵門線「水天宮前」下車2番出口より10分
ホームページ
http://shugoarts.com/
東京都江東区清澄1-3-2 5階
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