タイトル等
よろこびの歌を唄いたい 宮崎 進 展
MIYAZAKI Shin : I Want to Sing Songs of Joy
会場
横浜美術館
会期
2002-04-27~2002-07-07
休催日
木曜日
開催時間
10:00~18:00。企画展開催中の金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 1000(800)円
大・高生 700(500)円
小・中生 400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
横浜美術館/朝日新聞社/神奈川新聞社/TVKテレビ
概要
1974年に鎌倉市にアトリエを構え、以降、同地で精力的に制作を続けている造形作家・宮崎進(1922年生まれ)の作品を紹介する。
宮崎進は山口県徳山市に生まれ、郷里で絵を学んだ後に上京し、日本美術学校油絵科に入学した。同校を卒業後応召し、終戦後4ヶ年に及ぶシベリア抑留を体験した。帰国後ほどなく上京して創作活動を再開し、荒涼とした場末の風景や労働者の姿態を重厚なマチエールで描き、それらを光風会や新日展に発表して注目された。1960年代半ば頃から〈旅芸人〉を主題とする一連の作品を発表し始め、1967年に《見世物芸人》で安井曾太郎記念賞を受賞して具象画壇での地位を確立した。しかし1972年から2ヶ年にわたる滞仏期を経て、画業は哀感を帯びた女性像を模索した時期から人物の形態と横溢する光の融合を試みた時期へと変転し、画風は変化に富む繊細な色面絵画へと展開した。こうした抽象絵画への移行期を経た後、1990年代に入ると、その手法は素描をほどこした合板に肌理の荒い麻布などの断片を直接貼り付け、その上に描画し絵具を塗る独創的なものへと変化した。この手法による制作は今日も続いている。その創作の原点は一貫して、自らの戦争体験から導き出された自然と人間存在への深い洞察、人間の創造活動の可能性に対する確信にあると言ってよいだろう。
本展は、宮崎進のこうした創作の原点を明瞭に示す作品約80点を厳選して、宮崎芸術の精髄を紹介するものである。単に主題や様式の変化に則して画業を回顧するものではなく、出品作品は作家本人との協議をふまえ、次の二つの言葉を主題にして選定され、展覧会はこの作品選択に則して二つのパートで構成される。一つめの言葉は、本展のサブタイトルにもある「よろこび」。ここでは、人間の創造活動の無限の可能性を信じ、作家自身の個人的な戦争体験への内省をも超越して、ものを創ることのよろこびへの讃歌として制作された最新作を中心に構成される。二つめの言葉が、「忘れないために」である。この言葉は1997年に発表された銅版画(シベリア・シリーズ)の主題でもあった。ここでは旧作・近作の中から、シベリア抑留という極限の体験によって画家の内面に深く刻み込まれた寂寥感や喪失感、こうした形の無い心象を、言わば「忘れないために」一途に造形した作品、そのような造形への志向が端的に現れている作品が選ばれている。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/
展覧会問合せ先
045-221-0300
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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