真月洋子は、1998年“a priori”(経験に基づかない先天的なもの)を横浜のパストレイズフォトギャラリーで開催。以後、名古屋・京都・東京・沖縄等で発表を続けている。
武田浪は、1993年陶板“ニライ・カナイ”(はるか遠い東の海の彼方に豊穣や生命の源である神界がある)を制作。以後、陶板や舟の制作を続けている。
二人の内部表現は、時の境界を取り払い過ぎゆく、一刻から次の一刻への移動の瞬時を思考する。
誕生・存在・死・過去・現在・未来と結びつき、「ない」ものから「ある」ものとなって存在する。 武田浪