タイトル等
小企画展
師弟の系譜
―時代をつなぐネットワーク
黒田清輝から、藤田嗣治へ。
藤田嗣治から、海老原喜之助へ。
海老原喜之助から、大嵩禮造へ。
会場
鹿児島市立美術館
会期
2014-11-13~2014-12-21
休催日
月曜日 (祝日の場合は翌日)
開催時間
9時30分~18時
入館は17時30分まで
観覧料
一般 300円 高大生 200円、小中生 150円
※所蔵品展と共通。 年間パスポートでもご覧いただけます。
概要
先人への憧れから描きはじめた画家が、また次世代に影響を与えていく。本展ではそんな師弟の系譜を、当館所蔵品の中から、木村探元、黒田清輝、藤島武二などの例を通してたどります。
黒田清輝の系譜の一つを見てみましょう。東京美術学校の生徒の一人が、藤田嗣治です。しかし、藤田は黒田の教えに従順なだけの弟子ではありませんでした。それゆえ、新時代のエコール・ド・パリの寵児 (ちょうじ) となりえたのでしょう。そして、直接的な作風の影響はあまり見られませんが、弟子の海老原喜之助には、オリジナリティを何より尊ぶ藤田の精神が引き継がれています。さらに、エコール・ド・パリの第二世代として活躍した海老原の薫陶を大いに受けたのが、大嵩禮造です。南国鹿児島生まれにもかかわらず、青や白といった寒色系の色調を追究し続けた彼の姿勢には、師の影響があったに違いありません。
師匠は己のすべてを伝授するものでもないでしょうし、弟子もすべてを踏襲するわけではありません。継承されるもの、されないものがあり、迎合・反発があり、そこには人と人のコミュニケーションがあるはずです。また、近代絵画の流れというものは加速していくため、後代になればなるほど、表面的な作風の影響というよりは、根幹にかかわる理念の影響の割合が増してくるように思われます。
どんな巨匠といえども、突然変異のように自然発生するものではありません。師弟の系譜をたどることで、画家が創造するということの意味を考える展覧会です。
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
http://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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