タイトル等
近代日本画の興隆
県展の画家たち展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2014-04-01~2014-05-25
前期 平成26年4月1日(火)~4月27日(日)
後期 平成26年4月30日(水)~5月25日(日)
休催日
毎週月曜日
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人常陽藝文センター
概要
公益財団法人常陽藝文センターでは、郷士作家展シリーズ第229回として「近代日本画の興隆 県展の画家たち展」を開催いたします。
明治39年北茨城の五浦に一時期ではありましたが岡倉天心によって日本美術院が置かれ、新しい日本画の制作が試みられ全国から注目を集めます。また大正12年からは地元新聞社によって日本画の公募展である茨城美術展覧会、いわゆる“茨展”が開催されるなど、県内の近代日本画の興隆の気運が醸成されてきました。一方洋画についても白牙会などの活動によって主として民間からの芸術振興が図られてきました。
昭和23年それらを背景に日本画や洋画、彫刻、工芸、書などを一堂に展示しようとするこれまでになかった総合展、後に言う“県展”が行政によって主導されるに至りました。同年11月に第1回展を開催、主張の違いから当初日本画は会期を別にして独立して開催されましたが、第7回展からは全ての部門が揃って開催されるに至っています。この県展は公募によって選抜された作家に加え、既に中央で活躍している作家も出品してレベルの高い展覧会として定着していきました。昭和40年まで20回にわたり、当センター近隣 (旧県庁敷地) にあった茨城会館をメイン会場として開催され、多くの作家がここから育つなど県内美術の興隆と普及に大いに貢献することとなりました。
その後県展は昭和41年から新たに発足した茨城県芸術祭美術展覧会がその役割を継承し、現在郷土の美術界を代表する発表、普及の場として定着しています。
本展では、これまでに郷土作家展シリーズで紹介する機会がなかった日本画の作家を中心にその作品を展示し、郷土の近代日本画の黎明期に続いて現れた活気に満ちた「県展時代」の日本画界を回顧いたします。
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
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