タイトル等
菊池コレクション
藤本能道
色絵に生きる
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2014-04-12~2014-06-29
休催日
毎週月曜日(ただし5月5日は開館)、5月7日(水)
開催時間
午前11時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般1,000円、大学生800円、小中高生500円
主催者
公益財団法人菊池美術財団
概要
藤本能道 (よしみち)(1919~1992)は、近現代の作陶家として大きな足跡を残した富本憲吉(1886~1963)と加藤土師萌 (はじめ)(1900~1968)に師事し、その色絵磁器の系譜を継ぎつつも独自の技と作風を追求して、20世紀の日本陶磁に新たな色絵表現を切り開いた陶芸家です。藤本は、従来の日本の色絵にはなかった中間色の絵具を積極的に採用し、白磁の素地自体に釉薬の色を重ね、絵画のような繊細な色調と柔らかな質感表現を色絵にもたらす「釉描 (ゆうびょう)」の技を極めるなど、技術研究と実践により多くの優れた作品を生みだし、1986年には重要無形文化財「色絵磁器」保持者に認定されています。
当館の創立者、菊池智は作家と親交を深める中で、その色絵の美しさに魅了され、作品の蒐集を続けてきました。本展では、菊池コレクションより色絵の初期から最晩年にかけての代表作を選び、藤本能道の作陶の軌跡と色絵表現の深まりをご覧いただきます。藤本の作品が放つ、瑞々しい色彩と情感溢れる色絵の世界をお楽しみください。
イベント情報
講演会 当館B1階展示室ホールにて(観覧料のみ、聴講無料)
「日本色絵史から見た藤本色絵」 5月31日(土)午後3時より
講師 伊藤嘉章 氏 (東京国立博物館学芸研究部長)

作家に聞く・ギャラリートーク 当館B1階展示室にて(観覧料のみ、聴講無料)
ゲスト 廣瀬義之 氏 (陶芸家) 5月24日(土)午後3時より
藤本能道に師事し、助手として最晩年の作品制作にも参加した作家の廣瀬義之氏をお招きして、展示室を巡りながらお話をお伺いします。

学芸員によるギャラリートーク 各土曜日・午後2時より(観覧料のみ、聴講無料)
4月19日、26日/5月10日/6月21日、28日

色絵体験!ワークショップ 当館B1階展示室ホールにて
6月7日(土)午後2時より(事前申込み制・定員12名様)
参加費3,000円(材料費・観覧料を含む。当日観覧券をお持ちの場合は2,000円)
東京藝術大学にて陶芸を学んだ色絵磁器の作家、前田正博氏を講師にお迎えし、白磁に色絵具シートを用いてオリジナルの食器を作ります。

西洋館見学会 (事前申込み制・定員20名様)
5月17日(土)、6月14日(土) いずれも午前11時より
当館敷地内にある西洋館(登録有形文化財)は、大正時代に建てられた後、修復を重ねながらも建具等の室内装飾が丁寧に保全され、今日まで使用されている希有な建物です。通常、非公開の内部を上記の日程で限定公開いたします。
※西洋館のご案内(建築家 篠田義男 氏による)、美術館観覧料(学芸員の解説付き)、レストラン ヴォワ・ラクテでのランチを含め、お一人様8,000円です。
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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