タイトル等
紅花爛漫 (こうからんまん)
赤絵の美をたどる
会場
サンリツ服部美術館
会期
2014-03-27~2014-06-22
休催日
祝日をのぞく月曜日/館内整理期間 6月2日(月)-6日(金)
開催時間
9:30~16:30
観覧料
大人800(700)円/小中学生400(350)円
※( )内は団体20名様以上の場合
概要
サンリツ服部美術館は、赤い絵のあるやきものに焦点を当てたコレクション展を開催いたします。
やきものに用いる色の中でも、赤色は遅れて登場した色でした。赤い絵のあるやきものが成熟を迎えたのは、明時代、15世紀の中国です。
日本ではこれらを「赤絵 (あかえ)」 と呼び、時代や地域の名称を冠して呼び分け、親しんできました。
その日本でも、江戸時代、17世紀から18世紀にかけて、国内産の赤絵が次々と誕生した時代を迎えます。日本で最初に磁器を焼成した九州の有田では、古九谷 (こくたに) や、柿右衛門 (かきえもん)、さらには伊万里金襴手 (いまりきんらんで) といった中国風のうつわを国内外に送り出しました。
また、京都では、野々村仁清 (ののむらにんせい) による優美な絵付けを施した陶器が生まれています。
この展覧会では、中国の赤絵、特に景徳鎮 (けいとくちん) と漳集窯 (しょうしゅうよう) のうつわを、そして日本の赤絵から古九谷、伊万里金襴手、鍋島 (なべしま)、京焼 (きょうやき) を一堂に展示し、赤い絵のあるやきものの系譜をたどります。
イベント情報
1.美術講座 第1回(今年度から講座名称が変わりました)
■日時:2014年5月12日(月) 13:30-15:00
■講師:森 達也 (もり・たつや) 氏 (愛知県陶磁美術館 主任学芸員)
■演題:「赤絵の誕生と展開―中国と日本を中心に―」
■概要 陶磁器の釉(うわぐすり)の上にさまざまな色を焼きつけた赤絵の技術は、12世紀頃の中国で生みだされ、15世紀以降に景徳鎮窯で大流行しました。17世紀には日本に伝わり、柿右衛門や色鍋島、九谷などで花開き、そうした日本の赤絵はヨーロッパへも輸出されたのです。この講演では、赤絵の誕生から発展、世界各地への伝播、日本での華麗な展開などについて紹介します。
■会場:サンリツ服部美術館2階 喫茶室
■開場:13時 ■定員:60名 ■参加費:入館料のみ
■申込方法:お電話でご予約ください。
Tel:0266-57-3311

2.ギャラリートーク:毎月第2土曜日
14:00-14:30予約不要、要入館料
場所:サンリツ服部美術館2階 第2展示室
展示替え情報
※会期中展示替え無し
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
会場住所
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交通案内
◎中央自動車道 諏訪インターより 車で15分 (7.5km)

◎長野自動車道 岡谷インターより 車で20分 (9.0km)

◎JR中央本線 上諏訪駅より 徒歩で15分 (1.3km)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
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