タイトル等
村上三島展
会場
愛媛県美術館
会期
2002-05-25~2002-07-07
休催日
月曜日
観覧料
大人 500(400)円
高大生 350(300)円
小中生 150(100)円
高齢者 250(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
愛媛県美術館
概要
書家、村上三島氏は、大正元年(1912)、愛媛県越智郡上浦町に生まれました。上浦町は大三島町とともに大三島という島にあります。氏の本名は正一で、三島(さんとう)は号ですが、この号は生まれ故郷のこの大三島と、幼少時代を過ごした大阪府三島郡という二つの地名に由来し、ふるさとへの愛着を物語っています。
数え年15歳で書を志した三島氏は、片山萬年(東宇和郡宇和町出身)に師事し、官設美術展の流れを汲む日展に書の部門が始めて設置された昭和23年(1948)、初出品で初入選を果たしました。その翌年の第五回目展では早くも特選を受賞、以降も文部大臣賞や日本芸術院賞など受賞を重ね、昭和60年(1985)、日本芸術院会員に就任しました。
故郷の文化振興にも情熱を注ぎ、上浦町の村上三島記念館に書関係の大コレクションを寄贈。昭和54年(1979)に愛媛県教育文化賞、昭和59年(1984)には愛媛県功労賞を受賞しました。
王鐸をはじめ中国明清代の書法を学び独自の連綿草を確立、また、篆・隷・楷・行・草かなを書き分ける類まれな書家としてはもちろん、漢字かな交じり文の「調和体」の提唱でも知られるように書道界全体の指導者、教育者としても功績の多大な氏は、平成5年(1993)、文化功労者となり、平成10年(1998)には文化勲章を受章しました。
本展覧会は、現代日本の書界を代表する作家、村上三島氏の書業を、日展出品作品を中心とする代表作約60件により紹介するものです。
ホームページ
http://www.ehime-art.jp/
展覧会問合せ先
TEL:089-932-0010
会場住所
〒790-0007
愛媛県松山市堀之内
交通案内
・JR松山駅前より道後温泉または市駅前行き市内電車で5分
「南堀端 愛媛県美術館前」下車 徒歩1分
・松山観光港より、リムジンバスで30分。「市駅」下車 徒歩5分
・松山空港より車で約15分
ホームページ
https://www.ehime-art.jp/
愛媛県松山市堀之内
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