タイトル等
帯広美術館コレクション選
十勝の美術100年
会場
北海道立帯広美術館
会期
2014-02-11~2014-04-16
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
展示室への入場は午後4時30分まで
観覧料
一般500(400)円、高大生300(250)円
◎( )内は、前売・リピーターおよび10名以上の団体の割引料金。◎中学生以下、65歳以上、高校の教育活動としての観覧、身障者手帳をお持ちの方などは無料。◎前売券は、2月2日(日)まで帯広美術館受付カウンターにて取り扱っています。◎リピーター割引=本展または「道東アートファイル2013」(11月~2月開催)の観覧券半券をご提示ください。また、本展会期前に開催された他の道立美術館の特別展入場チケット半券のご提示により、リピーター割引料金で観覧していただけます。◎コレクション・ギャラリーとの共通料金:一般540円、高大生320円
主催者
北海道立帯広美術館
概要
蝦夷地と呼ばれていた北の地に開拓使が設置されて北海道となってから、まだ150年とたっていません。明治以降、政府による急速な西洋化・近代化の中、アイヌの人々が住民の大部分だった北海道に本州から多くの人々が移り住み、各地で開拓の鍬が降りおろされてきました。
北海道東部に位置し、広大な平野を擁する十勝は、現在日本有数の農業地帯ですが、周囲を山に囲まれた土地の開発には大きな困難が伴いました。現在十勝の中心都市である帯広に市街地の基礎がつくられたのは明治20年代のことです。大正期には、人々の生活にゆとりもでてきて、愛好家による小規模な美術展が開かれるようになり、昭和初期、十勝初の団体公募展平原社が誕生しました。この頃から道展(1925年創立の北海道初全道規模の公募団体展)や全国規模の公募展への入選者も数を増やしていきます。
戦後、札幌から帯広に道展創立会員の能勢眞美が移住してきたことは、十勝美術界の発展に大きく貢献しました。戦争で疎開してきた画家が地元の学校で指導にあたったこと、道東釧路に教育大学ができ、出身者が十勝で教鞭をとるようになったことなども美術活動をさかんにする後押しとなりました。1970年代以降、北海道ではグループ活動が拡大し、作家・地域間の交流が活発になり、十勝でも現代美術を志向する動きが起こります。
本展では、当館コレクションを中心におよそ100年にわたる十勝の美術の流れを紹介します。
イベント情報
■アート・トーク
「十勝の美術を語る」
地元在住作家にお話いただきます。
日時=
2月11日(火・祝) 池田 緑氏
「とかち環境アート―帯広の森アートキャンプから防風林アートプロジェクトまで」

2月16日(日) 米山将治氏
「十勝の美術史、新しい資料から…」

2月23日(日) 中西堯昭氏
「昭和20年代の十勝の美術」

3月1日(土) 渡邉禎祥氏
「1960年代の十勝の美術」

3月2日(日) 熊代弘法氏
「手首をまげるな」
各日午後2時~
会場=当館講堂・主展示室(要観覧券)

■キッズ・ツアー
子ども向けに学芸員が展覧会をご案内します。
日時=2月15日(土)午後2時~(約30分)
会場=当館主展示室(要観覧券)

■キッズ・ミュージアム
「折って楽しいひなまつり」
託児室を開設します。お子様が工作を楽しんでいる間、ゆっくりとご鑑賞ください。
日時=2月22日(土)午後2時~4時
(受付は午後3時30分まで)
会場=当館講堂(託児無料)

■特別展セミナー
「十勝美術100年の流れ」
講師=当館学芸員
日時=3月15日(土)午後2時~3時
会場=当館主講堂(聴講無料)
会場住所
〒080-0846
北海道帯広市緑ケ丘2 緑ヶ丘公園
交通案内
バス / 拓殖バス (帯広駅バスターミナル②番より):
【25 帯広の森線】【21~24 南商業高校線】乗車16分で「緑ヶ丘6丁目・美術館入口」下車 徒歩4分 (平日=毎時2便、土日祝日=毎時1便)

タクシー / JR帯広駅より約10分
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/obj
北海道帯広市緑ケ丘2 緑ヶ丘公園
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