タイトル等
岡倉天心没後一〇〇年記念展
天心の思い描いたもの
―ぼかしの彼方へ
大観、観山、春草、武山、そして現在 (いま)
会場
茨城県近代美術館
会期
2014-02-15~2014-03-21
休催日
2月17日(月)のみ休館 水戸の梅まつり期間は無休
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般 一、〇五〇円(九五〇円)/高大生 八三〇円(七〇〇円)
小中生 四七〇円(三五〇円)
※( )内は20名以上の団体料金 ※満70歳以上の方、障害者手帳等をご持参の方は無料
※茨城県立の四美術館(近代美術館、つくば美術館、天心記念五浦美術館、陶芸美術館)主催の展覧会で一年間に何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般 三、〇〇〇円/高大生 二、〇〇〇円/小中生 一、〇〇〇円)を各美術館にて販売中
主催者
茨城県近代美術館/天心・波山記念事業実行委員会
協賛・協力等
協賛:常陽銀行 協力:国立大学法人 茨城大学
後援:水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/(株)茨城放送
NHK水戸放送局/産經新聞水戸支局/東京新聞水戸支局
日本経済新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局

―震災復興祈念― 天心・波山記念事業
平成25年度文化庁地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ
本展の普及・広報事業は宝くじの収益金で実施されております。
概要
明治期に美術行政家、研究者、思想家として活躍した岡倉天心の業績は多岐にわたります。東京美術学校や帝国博物館に携わり、美術教育や文化財保護に尽力する一方、ボストン美術館の東洋美術コレクションを整備し、また英語による著述や講演を通して日本と東洋の文化を世界に発信しました。本展はその多様な活動の中から、新しい日本美術の創造という取り組みに焦点をあてます。
およそ一〇〇年前、天心が訴えたのは西洋の模倣でも日本の伝統墨守でもなく、それらを超え、時代に即した絵画の創出でした。その未知なる絵画の探求のため、画家たちが創造の原点に立ち返ることを企図し、天心は世間から隔絶された北茨城の五浦に日本美術院を移したのだと考えられます。第一部では天心の指導のもと五浦で制作した四作家、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山の作品により、彼らが天心の思いとどう向き合ったかを見ていきます。
そして天心の思想は世紀を超えても輝きを失なわず、現代の我々にまで示唆を与えています。その思想を念頭に、展覧会の第二部では、天心が思い描いた可能性に繋がる要素を、現在の美術に探っていきます。
「朦朧体 (もうろうたい)」と揶揄された新表現、すなわちグラデーションを伴う色面表現に始まる試みと、現代作家の作品との対照を、「ぼかし」をキーワードにご覧いただきます。
イベント情報
オープニングセレモニー及び内覧会<2月14日(金)午後3時~>参加者を募ります。
●往復はがき、または来館による申込制(住所、氏名、電話番号を明記)2月4日(火)必着 ●抽選で50名様ご招待(展覧会招待券進呈) ●更に当選者の中から1名様にテープカットに参加していただきます(展覧会図録進呈)
※詳細はお問い合わせ下さい。

各イベントの詳細はホームページをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

シンポジウム「五浦の天心、天心の五浦」
パネリスト:小泉晋弥 (茨城大学大学院教授)/清水恵美子 (茨城大学非常勤講師、五浦美術文化研究所客員所員)/立木智子 (玉川大学非常勤講師)
進行:市川政憲 (茨城県近代美術館長)
日時:3月9日(日) 午後1時30分~
会場:天心記念五浦美術館(北茨城市大津町椿2083) 講堂 (定員114名、参加無料)
<交通のご案内>
電車:JR常磐線にて大津港駅下車タクシーで約5分。
乗用車:常磐自動車道、北茨城インター及びいわき勿来インターから約15分

美術講演会
「日本画の近現代と現在―歴史・世界・社会観」
講師:佐藤道信 (東京藝術大学教授)
日時:3月15日(土) 午後2時30分~
会場:地階講堂 (定員250名、参加無料)

学芸員によるギャラリートーク
日時:3月1日(土)、3月16日(日) 各日とも午後1時~
会場:展示室 (要企画展チケット)

展示解説員によるミニガイド (企画展第一部のみ)
日時:平日 午後2時~、土日祝 午前10時~/午後2時~
会場:展示室 (要企画展チケット)

天心・波山記念茶会 野点茶会
日時:2月16日(日) 午前10時~午後3時 (9時45分受付開始)
会場:千波湖側テラス
呈茶券:500円 (企画展チケットご購入の方は無料)
主催:天心・波山記念事業実行委員会
協力:石州流茶道水戸何陋会 (かろうかい)

ミュージアムコンサート「天心のふれた西洋音楽」
出演:カルミア弦楽四重奏団 須山暢大 (ヴァイオリン)、濱田彰子 (ヴァイオリン)、鈴村大樹 (ヴィオラ)、横田誠治 (チェロ)、久保一麻 (オーボエ/ゲスト出演)
日時:2月22日(土) 開場午後6時、開演午後6時30分
会場:1階エントランスホール (定員350名)
主催:天心・波山記念事業実行委員会、茨城県近代美術館
応募方法:往復はがきによる申込制 (応募多数の場合は抽選)
応募締切:2月8日(土) 必着

“あの日を忘れない”~『よみがえる!六角堂』
DVD上映とトーク
日時:3月11日(火) 午後2時30分~
会場:地階講堂 (定員250名、参加無料)

茨城大学紙芝居プロジェクトによる
紙芝居上演「天心~時を超えた出会い~」
日時:会期中 毎週日曜日 午前11時~
会場:1階エントランスホール

“いろ”で楽しむワークショップ
講師:園家誠二 (出品作家)
日時:3月8日(土)、9日(日) 各日とも、午前10時~午後3時
会場:地階講座室および展示室
対象:小・中学生各日20名程度、往復はがきによる申込制 (応募多数の場合は抽選)
応募締切:2月28日(金) 必着

実技講座「墨の魅力を味わってみよう」
講師:荒井経 (出品作家)
日時:2月23日(日) 午前10時~午後3時
会場:地階講座室および展示室
対象:親子、家族(中学生以上)15組程度、往復はがきによる申込制 (応募多数の場合は抽選)
応募締切:2月15日(土) 必着

特別展示
中西夏之「着陸と着水ⅩⅣ 五浦海岸」
場所:1階エントランスホール
ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html
会場住所
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1
交通案内
【電車・高速バスをご利用の場合】
■水戸駅まで
◎ 電車 /
上野駅から JR常磐線、特急列車で約1時間、JR水戸駅下車。
◎ 高速バス /
JR東京駅 八重洲南口バスターミナルから、JR水戸駅まで約2時間。

■水戸駅から
◎ 徒歩 /
水戸駅南口から 約20分。
◎ バス /
水戸駅北口⑧番のりばから乗車約5分、「文化センター入口」にて下車。
◎ タクシー /
水戸駅南口から 約5分。

【車をご利用の場合】
常磐自動車道
水戸インターから、国道50号バイパス経由、約20分。
北関東自動車道
茨城町東インターから 約15分。
ホームページ
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
茨城県水戸市千波町東久保666-1
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