タイトル等
ア・ターブル!
―ごはんだよ!食をめぐる美の饗宴―
会場
三重県立美術館
会期
2014-03-01~2014-05-06
休催日
月曜日(4月28日と5月5日は開館)
開催時間
9:30~17:00
入館は閉館30分前まで
観覧料
一般 900(700)円/高大生 700(500)円/小中生 400(300)円
※( )内は20名様以上の団体割引料金 ※この料金で常設展示もご覧いただけます。 ※身体障害者手帳等をお持ちの方及び付き添いの方1名は観覧無料。 ※家庭の日のご観覧について:3月16日は、どなたさまも無料でご覧いただけます。4月20日は( )内の料金でご覧いただけます。
※主な前売り券発売所:チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン他
主催者
三重県立美術館/朝日新聞社
協賛・協力等
助成=公益財団法人三重県立美術館協力会
概要
「ア・ターブル(À TABLE)!」とは、「ごはんだよ!」と、食事の準備ができたことを知らせ、家族を食卓へと集めるフランス語のかけ声です。本展は、このかけ声の下、誰もが親しみやすい食べ物と食事にまつわる様々な造形作品を集めて展覧し、食をめぐる美術の多様な世界を紹介します。
食べ物や食事は、触覚や味覚といった感覚と密接に結びついており、元来、視覚によって享受されるべき美術の世界とは相いれないものかもしれません。しかしながら、食は私たちが生きていく上での根源であり、食卓を囲むことで生まれる関係は社会の基盤とも言えるものです。食は、世界各地でその地域固有の文化アイデンティティを形成する一方で、異国や別世界への夢や幻想において重要な役割を果たします。さらに、消費の対象であるはずの食品は、作品として表現されることで新たな意味を帯びるとともに、美術のあり方自体を問い直す契機ともなってきました。このように、食べ物や食事と関わる造形作品を見ることは、私たち人間や社会について考えることに直結しています。
本展は、厨房、食卓、夢の中、そして美術館という場をキーワードとする4つの章から構成されます。私たちの生活における食事、そして食を通して見た美術について改めて問いかけつつ、食をめぐる多彩な表現の世界へとみなさまをお誘いいたします。
イベント情報
講演会
「美術に見る飲食」
講師:宮下規久朗氏 (神戸大学大学院人文学研究科教授)
場所:三重県立美術館講堂
5月3日(土)14:00-
『食べる西洋美術史』や『モチーフで読む美術史』の著者が、食や食事にまつわる様々な美術表現をご紹介します。

ワークショップ
「絵になるデザート」
講師:holiday (堀出隼氏+掘出美沙氏)
3月22日(土)14:00-
場所:三重県立美術館 美術体験室
色とりどりのクリームやクッキーを使って、絵画のようなデザートを創作します。holiday ウェブサイト www.we-are-holiday.com
対象:どなたでも(小学生以下のお子様は保護者同伴のこと)
定員:20名 参加費:500円
往復はがきによる事前申込 (応募多数の場合は抽選)
①名前②電話番号③返信面に返信先をご記入の上、
〒514-0007 三重県津市大谷町11 三重県立美術館「ア・ターブル!展ワークショップ」係までお送りください(3月8日[土]必着)。
ハガキ1通につき1名のみ有効(保護者同伴の場合、2名有効)。

スペシャル・ランチ
会期中、レストラン「ミュゼ・ボンヴィヴァン」では、本展の出品作に想を得たスペシャル・ランチをご提供します。

スペシャル・ギャラリー・トーク
1.シェフとめぐる「美の饗宴」
講師:出口直希氏 (ミュゼ・ボンヴィヴァン シェフ)
4月6日(日)14:00-
フランスの食文化にまつわる多彩な知識を背景に、作品の新たな魅力に迫ります。

2.江戸の情報社会と食
講師:畑有紀氏 (名古屋大学大学院 国際言語文化研究科 博士後期課程)
3月30日(日)、4月13日(日)いずれも14:00-
錦絵のなかで擬人化された食物が、江戸の情報伝達において果たした役割を詳しく解説します。

3.「酒飯論絵巻」について
講師:伊藤信博氏 (名古屋大学大学院 国際言語文化研究科 助教)
4月27日(日)、5月4日(日)いずれも14:00-
酒好きの男や飯好きの男が持論を展開する「酒飯論絵巻」。その成立背景や描かれた食べ物について詳しく解説します。

担当学芸員によるギャラリー・トーク
3月23日(日)、4月20日(日)いずれも14:00-
学芸員が、展示室内で作品や展示について分かりやすく解説します。

※ギャラリー・トークは、いずれも展示室に入室するため観覧券が必要です。
ホームページ
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/catalogue/a_table/a_table_shosai.htm
会場住所
〒514-0007
三重県津市大谷町11
交通案内
■交通機関ご利用の場合

近鉄/JR 津駅西口から徒歩10分、または津駅西口1番のりばより、三重交通バス「西団地巡回」、「ハイタウン行き(東団地経由)」、「夢が丘団地行き(総合文化センター前経由)」、「総合文化センター行き」のいずれかに乗車2分、「美術館前」下車徒歩1分


■自家用車でお越しの場合

伊勢自動車道津インターチェンジより約15分、料金所を出られてすぐに左折していただくと、美術館への標識が要所にございます。
駐車場の収容台数は約130台ですが、展覧会によっては混雑のため駐車できない場合もありますので、可能なかぎり公共交通機関をご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
ホームページ
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
三重県津市大谷町11
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索