タイトル等
平成25年度収蔵作品展
美意識過剰 (びいしきかじょう)
~うつくしいってなんだろう~
会場
都城市立美術館
会期
2014-01-05~2014-03-02
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
無料
概要
あなたはどんなものを見て、美しいと感じますか。自然の風景、整備された都会の町並み、人の容姿やファッションなど、私たちは日常さまざまなものを目にし、心を動かされています。美意識とは、「美しい」と思う一人ひとりの心の反応であり、誰もが持ちうるものです。しかし心地よいものや形が整っているものだけが美しさの基準ではありません。人は混乱したものや恐怖感にさえ、美を感じることがあります。
さらに現代の美術の目的は、造形的な美しさの追究だけではなくなっています。概念そのものや見る人との関係性、コミュニケーションに至るまで様々な目に見えない要素が表現の手段となっているからです。私たち日本人の歴史では、"あはれ" "わび・さび"などの思想がその時代の美意識として形成されてきたように、現代の作家において、自分たちの生きる世界の精神性や目に見えない問題意識を伝えようとする選択もまたひとつの美意識だと言えるでしょう。
本展覧会は、造形を通して作品の背後に存在する思考としての美意識を見つめる企画です。家族、仏教、風景などのテーマを深く見つめ描いた野口徳次(1908~1999)や、現代社会について問いかけつづける光野浩一(1965~)らの作品をご紹介します。鑑賞を通じて、何を美しいと思うのか、自分自身の美意識と対話するきっかけとしていただければ幸いです。

※期間中「初春」をテーマとして山内多門ら郷土作家の作品も同時展示致します
イベント情報
内容
美術館学芸員によるギャラリートーク
日時
1月19日(日曜日)、2月16日(日曜日) 午後2時~
その他
申込不要
ホームページ
http://cms.city.miyakonojo.miyazaki.jp/display.php?cont=131213092658
会場住所
〒885-0073
宮崎県都城市姫城町7-18
交通案内
JR
・日豊本線「西都城駅」下車 徒歩10分
・吉都線「都城駅」から 車で10分

バス
・「美術館前 バス停」下車
・「広口 バス停」または「西広口 バス停」下車 徒歩5分
・「市役所前 バス停」下車 徒歩2分
・「早鈴入口 バス停」下車 徒歩3分

自動車
・宮崎自動車道「都城IC」から 都城方面へ約20分
・東九州自動車道「末吉財部IC」から 都城方面へ約20分
ホームページ
https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/artmuseum/
宮崎県都城市姫城町7-18
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