タイトル等
第2回福岡アジア美術トリエンナーレ2002
会場
福岡アジア美術館
会期
2002-03-21~2002-06-23
休催日
水曜日
観覧料
一般 800(500)円 高大生500(300)円 小中生 無料
( )内は前売、団体(20人以上)、シルバー・身体障害者・精神障害者保健福祉・療育手帳所持者料金
主催者
第2回福岡トリエンナーレ実行委員会、福岡アジア美術館、西日本新聞社、NHK福岡放送局、(財)福岡市文化芸術振興財団
概要
福岡トリエンナーレは、福岡アジア美術館とその周辺を会場として、3年に1回、アジア全域の現代美術の最新動向を、毎回異なるテーマで紹介する国際美術展です。第1回展は、1999年3~6月に、福岡アジア美術館の開館記念展として開かれました。本展は、緻密な現地調査や、長年にわたって培われたアジア各地の美術関係者との協力関係を生かして、アジア地域だけの現代美術に焦点をあて、そのダイナミックな展開を継続的に紹介します。そのために、他のどんな国際美術展でも見ることのできないフレッシュな作家の作品を見ることができます。出品されるのは、多様な技法を駆使して現代社会へのメッセージを表現する、通常の意味での「現代美術」だけではありません。今もなおアジア各地に生きる民俗芸術や大衆芸術、またそのような造形・技法を取り入れた作品をも「現代美術」と同等に紹介することにより、アジアの社会に即した造形表現、アジアの現実に根ざした美術の可能性を探ります。
第2回目の本展では、アジア21カ国の37組38人による約150点を、展示や交流プログラムなど様々な形で展開いたします。

●テーマは「語る手 結ぶ手」●
「福岡トリエンナーレ」は、毎回それぞれの時代にアジア各地で目立つ傾向に焦点をあてて作品を選考することによって、アジア美術の最もスリリングでユニークな側面をわかりやすく紹介します。
近年の国際美術展では、ビデオやパソコンを駆使した「ハイテク」「バーチャル」な映像作品が主流になっており、第1回展でも「コミュニケーション~希望への回路」をテーマに、多彩な手段で創造的なコミュニケーションを探究する作品が出品されました。
第2回展では、あえて「ローテク」で「リアル」なものに注目し、そういう「手作りのもの」が文化や言葉の差異を超えて、思いがけない人と人の「手」をつないでいく可能性を再評価します。「コラボレーション(共同制作、協働)」を隠しテーマとしながら、美術作家が他の人々との共同作業の中で創り出す作品に焦点をあてます。それによって、単に他人の技術だけを利用するのではなく、異なる社会・文化を生きる人たちとの相互の尊敬に基づいた協力関係をめざします。このような視点から、伝統的な工房制作、美術作家同士、あるいは美術作家と職人との共同制作、制作過程で一般市民を巻き込むプロジェクトなど、多様な方法による・・・
ホームページ
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/
展覧会問合せ先
092-263-1100
会場住所
〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン7・8階
交通案内
●市営地下鉄―[中洲川端]駅下車、6番出口すぐ [福岡空港]駅より9分
[博多]駅より3分 [天神]駅より1分
●西鉄バス――[川端町・博多座前]下車すぐ
※「ぐーりん」バス[博多座・福岡アジア美術館前]下車すぐ
●車―――――大宰府方面から[都市高速千代]ランプより車で約7分
北九州方面から[都市高速呉服町]ランプより車で約5分
※昭和通りより、博多リバレイン地下の駐車場(有料)をご利用ください。
ホームページ
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/
福岡県福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン7・8階
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