上野の森美術館では「魂の深淵 (しんえん) をひらく―遠藤彰子展」を開催します。
本展では、現代を代表する画家のひとりである遠藤彰子の代表作を中心に、初公開となる四季を描いた超大作1000号(縦333cm×横497cm)4点を含む74点、立体13点、新聞の挿絵(原画)多数を展示し、広範な活動の総体を一堂に紹介します。
暗い深淵に差し込む微かな光を頼りに描き上げたかのような作品群は、世界に存在する全ての現象を封じ込めた壮大な物語を築き上げています。
現代を生きるひとりの表現者として、真摯に絵画と向き合う画家の「魂」をご覧ください。