タイトル等
隠﨑隆一
事に仕えて
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2014-01-18~2014-03-30
休催日
月曜日
開催時間
11:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般1,000円/大学生800円/小中高生500円
主催者
公益財団法人菊池美術財団
概要
本展は、現代の備前焼を代表する陶芸家である隠﨑隆一 (かくれざきりゅういち) 氏の作品の全貌をご紹介する展覧会です。
隠﨑氏は1950年に、長崎県の五島列島、椛島 (かばしま) に生まれました。大阪芸術大学でグラフィックデザインを学び、卒業後はデザイン会社勤務を経て、岡山県備前市で伊勢﨑淳氏 (現・重要無形文化財「備前焼」保持者) に師事し、独立後は、同県瀬戸内市長船に窯を築いて作陶家として歩んできました。土の特性を見極め、徹底して焼成にこだわり、自ら志向する斬新でデザイン性の高い造形で魅せる隠﨑氏の作品は、備前焼の表現に新生面を切り開いています。
「事に仕えて」とは「自然への畏敬の念とあるがままの心を表現すること」という隠﨑氏の作陶理念を表した言葉です。本展では、1983年の修行時代に制作された作品から造形性の高い彫刻的な作品および、食器、茶碗など最新作にいたるまでの約55点により、30年にわたる隠﨑氏の仕事をご紹介いたします。
イベント情報
○鼎談 当館B1階展示室にて
2月22日(土) 午後3時より(観覧料のみ、聴講無料)
出演者:伊勢﨑淳氏 (重要無形文化財「備前焼」保持者)、隠﨑隆一氏、唐澤昌宏氏 (東京国立近代美術館 工芸課長)
隠﨑氏の師である伊勢﨑氏と、唐澤氏をお招きして、隠﨑氏の作品や備前焼の現在と未来についてお話しいただきます。

○アーティスト・トーク
1月25日(土)、3月8日(土) 各午後3時より(観覧料のみ、聴講無料)
隠﨑隆一氏に作品についてお話いただきます。

○ナイト・ミュージアム 当館B1階展示室にて
閉館後の展示室で能楽笛方の藤田六郎兵衛氏による能管の演奏会を開催いたします。
3月8日(土) 午後6時30分(開場6時15分)
演奏:藤田六郎兵衛氏 (能楽笛方藤田流11代宗家)
参加費:3,000円(観覧料を含みます。当日観覧券をお持ちの場合は2,000円)
事前お申込み制・定員:50名 お申し込みは当館まで(電話03-5733-5131)

○学芸員によるギャラリートーク
2月1日、8日/3月1日、22日、29日
いずれも土曜日午後2時より

○西洋館見学会(予約制・定員20名様)
2月15日(土)、3月15日(土) いずれも午前11時より
当館敷地内にある西洋館(登録有形文化財)は、大正時代に建てられた後、修復を重ねながらも建具等の室内装飾が丁寧に保全され、今日まで使用されている希有な建物です。通常、非公開の内部を上記の日程で限定公開いたします。
※西洋館のご案内(建築家 篠田義男氏による)、美術館観覧料(学芸員の解説付き)、レストラン ヴォワ・ラクテでのランチを含め、お一人様8,000円

智美術サロン
第5回「利休と宗達―削ぎ落としの美学」
3月2日(日) 午後3時より レストラン ヴォワ・ラクテにて
講師:山下裕二氏 (明治学院大学文学部教授)
聞き手:林屋晴三氏 (東京国立博物館名誉館員)
事前お申し込み制(電話03-5733-5131)
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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