タイトル等
Kariya City Art Museum 30th Anniversary
井上洋介図鑑展
【漫画、タブロー、絵本】
会場
刈谷市美術館 (愛知)
1階・特別展示室、第1展示室、ロビー
会期
2014-01-11~2014-02-23
休催日
月曜日(ただし、1月13日は開館)、1月14日[火]、2月12日[水]
開催時間
午前9時~午後5時
入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般300円、学生200円、中学生以下は入場無料
*身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください。
主催者
刈谷市美術館
協賛・協力等
後援:愛知県教育委員会、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、絵本学会
概要
井上洋介は、漫画家、画家、イラストレーター、そして絵本作家と、多彩な分野を横断し、幅広く活躍しています。ペンや毛筆などで執念深く描かれたその作風は、早くから「エログロ・ナンセンス」と称され、ひと目で井上作品とわかる強烈な個性を発揮しています。
1931年(昭和6)東京に生まれた井上は、幼い頃から画家を志していました。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)西洋画科在学中の1950年(昭和25)、読売新聞に投稿した漫画で注目を集めるようになり、小島功や長新太らの評価を受けて独立漫画派に参加、漫画家として歩み始めます。1963年(昭和38)には初の漫画集『サドの卵』を発行、1965年(昭和40)には一連のナンセンス漫画で第11回文藝春秋漫画賞を受賞する一方、1950年代末から雑誌『母の友』などでカットや童話の挿絵も描き出します。さらに戦後、時代と対峙した前衛美術家として新制作展や読売アンデパンダン展、从展に出品し、タブローも描き続けてきました。
1960年(昭和35)には初の絵本『おだんごぱん』を発表、1969年(昭和44)からは今なおロングセラー絵本として子どもたちから愛されている『くまの子ウーフ』シリーズの挿絵を手がけ始めました。そして、現在も数多くの絵本を精力的に制作しています。
本展覧会では、井上洋介の初期から現在までの代表的な仕事を取り上げ、多岐にわたる井上の創作活動を、「漫画」「タブロー」「絵本」「さまざまな仕事」という4つの構成に分けて、その全貌を紹介します。60余年におよぶ長いキャリアを積み、自身を取り巻く時代や描法は移り変わっても、戦災の記憶を表現活動の核に据える井上洋介。貴重な漫画原画をはじめ、卒業制作の油彩画や自作の絵本原画などにより、「俺は俺」とわが画道を貫き通す奇想天外な魅力あふれる世界をお楽しみください。
イベント情報
(高校生以上の方は要展覧会チケット)

Ⅰ.講演会「僕の知ってる井上洋介」
2014年2月8日(土) 14:00-15:30
講師:土井章史氏 (トムズボックス代表、絵本編集者)
会場:美術館2階 研修室
定員:80名(先着順) 申込不要

Ⅱ.ギャラリー・トーク
担当学芸員が展覧会をご案内します。
日時:毎週木曜日 13:30から(40分程度)
*ご希望の方は、当日1階ロビーにお集まりください。
ホームページ
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/inoue.html
会場住所
〒448-0852
愛知県刈谷市住吉町4-5
交通案内
[電車]

JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」下車、南口から徒歩約10分

JR (東海道本線)
・ 名古屋駅から刈谷駅まで、快速で約20分
・ 豊橋駅から刈谷駅まで、快速で約35分

名鉄 (三河線)
・ 知立駅から刈谷駅まで6分

刈谷駅から美術館まで、または、美術館から刈谷駅までは、刈谷市の公共施設連絡バス(無料)もご利用いただけます(約5分)。


[車]

国道23号 (知立バイパス)
・ 名古屋方面から
「一ツ木IC」から約5km(約15分)。
「一ツ木IC」より築地町2丁目信号(右折)、道なりに直進。
・ 豊橋方面から
「野田IC」から約3km(約10分)。
「野田IC」より松栄町東信号(左折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、道なりに直進。

伊勢湾岸自動車道
・ 静岡方面から
「豊田南IC」から約10km、衣浦豊田道路(有料)経由で約20分。
伊勢湾岸自動車道「豊田南IC」(左折)、国道155号、衣浦豊田道路(有料)「生駒IC」、国道419号(左側の側道を上がり、県道48号線へ)、松栄町信号(右折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、約1km道なりに直進。
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
愛知県刈谷市住吉町4-5
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