1988年に開館した川崎市市民ミュージアムは、当時街中にあふれる豊かなビジュアル・カルチャーを美術館の中にに取り込むという画期的な方針を掲げ、美術館活動をスタートさせました。
本展では、開館25周年を記念して、当館が収蔵してきた1980年代のポスター、写真、漫画、映画雑誌を「新人類」「アイドル」「ヤンキー」「テクノ」「健康食品」「オタク」など、当時のトレンドやブームを象徴するキーワードで振り返りながらご紹介することで、1980年代の世相を浮かび上がらせるとともに、活力に溢れた時代における視覚芸術の豊潤な魅力をお伝えします。