タイトル等
幕末の北方探検家
松浦武四郎
幻のコレクション 初公開
会場
静嘉堂文庫美術館
会期
2013-10-05~2013-12-08
休催日
毎月曜日(10月14日、11月4日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
開催時間
午前10時~午後4時30分
入館は午後4時まで
観覧料
一般800円 大高生500円
(20名以上団体割引) 中学生以下無料
概要
「幕末の北方探検家」「北海道の名付け親」として有名な松浦武四郎 (まつうらたけしろう) (1818-88)は、伊勢国一志郡須川村(現、三重県松阪市)の郷士の家に生まれました。少年の頃から日本全国、旅をして歩きましたが、時勢の中で特に北方に強い関心を持ち、弘化2年(1845)から安政5年(1858)まで、13年間に計6回にわたり、東西・北蝦夷地 (えぞち)、クナシリ、エトロフ島を探査。アイヌの人々とも深く交流し、関連する多くの著書を刊行しました。その後、開拓使判官になるも1年で辞し、以後全国遊歴と著述の日々を送りました。このような旅の巨人武四郎はまた古物に興味を持ち、考古遺物の大コレクターとしても知られています。
今回、静嘉堂が所蔵する武四郎旧蔵考古遺物コレクションの中より主要な物を選び、初公開致します。今まで全く世に知られていなかったこの幻のコレクションには、古墳時代の美しいヒスイの勾玉や大きな古鈴、また歴史時代の考古遺物など、学問上重要な資料となるものも含まれています。
本展では、それらの考古遺物を中心に、幕末・明治に生きた特異な探検家、松浦武四郎の生涯と人物像を紹介してまいります。
イベント情報
■講演会
地階講堂にて 先着150名

10月27日(日) 午後1時30分より
「静嘉堂文庫所蔵好古家松浦武四郎蒐集古物について」
内川隆志氏 (國學院大學学術資料センター 准教授)

11月9日(土) 午後1時30分より
「珍品「武四郎涅槃図」という名の寿像をめぐって」
安村敏信氏 (萬美術屋)

■列品解説
展示室または講堂にて
10月12日(土)・11月23日(土・祝)・11月30日(土) 午前11時から
10月24日(木)・10月31日(木) 午後2時から
協力:
國學院大學学術資料センター/松浦武四郎記念館(三重県松阪市)
北海道開拓記念館(北海道札幌市)
ホームページ
http://www.seikado.or.jp/exhibition/index.html
会場住所
〒157-0076
東京都世田谷区岡本2-23-1
交通案内
・東急大井町線/田園都市線(地下鉄半蔵門線直通)「二子玉川」駅下車、駅前④番バス乗場より東急コーチバス「玉31・32系統」で「静嘉堂文庫」下車、徒歩5分。または二子玉川駅のタクシーで約10分。
・小田急線「成城学園前」駅下車、南口バス乗場から二子玉川駅行きバスで「吉沢」下車、徒歩10分。
・駐車場が美術館前に約20台分あります。美術館入館のお客様は無料でご利用いだだけます。
ホームページ
http://www.seikado.or.jp/
東京都世田谷区岡本2-23-1
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