タイトル等
名物裂 (めいぶつぎれ) を探る
織り込まれた歴史と美
特別出品 本阿弥光悦 (ほんあみこうえつ) 作 国宝「白楽茶碗 (しろらくちゃわん) 銘 不二山 (ふじさん) 」
会場
サンリツ服部美術館
会期
2013-09-28~2013-12-20
前期:9月28日[土]―11月10日[日] 後期:11月12日[火]―12月20日[金]
休催日
祝日を除く毎週月曜日
開催時間
9:30~16:30
観覧料
大人800(700)円/小中学生400(350)円
*( )は団体20名様以上の場合
概要
この度、サンリツ服部美術館は茶道具に付属する名物裂 (めいぶつぎれ) をご紹介するコレクション展を開催いたします。約20点の作品に付属する名物裂を前後期合わせておよそ60点公開し、名物裂の歴史とその美に迫る展覧会です。名物裂とは、鎌倉時代から江戸時代初期にかけて日本へ舶載された絹織物のうち、名物の茶道具の袋や掛物の表具として用い、珍重してきたものを指します。
金糸が華やかな文様を表す金襴 (きんらん)、なめらかな光沢が美しい緞子 (どんす)、縞模様が目に楽しい間道 (かんどう)、重厚な文様を持つ錦 (にしき) がその代表で、中国の元・明・清時代のものが中心です。これらの極上の絹織物はその手触りや光沢、色鮮やかな文様で茶人たちを魅了しました。そこで、茶人たちは特別な裂に所有者や付属する名物の茶道具等の名称を冠して名物裂として守り伝えてきました。
今回の展示では、印金 (いんきん)・金襴、緞子、間道、錦、そして木綿の名物裂ともいえる更紗 (さらさ) の5章で構成し、代表的な名物裂をご紹介いたします。
名物裂とは何か。その歴史を探ります。
イベント情報
■美術史入門連続講座 第2回
2013年10月21日(月)
13:30-15:00
講師:佐藤留実 (さとうるみ) 氏 (五島美術館学芸員)
演題:「名物裂を楽しむ: その歴史と魅力」
会場:サンリツ服部美術館2階 喫茶店
開場:13:00 定員:60名
参加費:入館料のみ
申込方法:お電話でご予約ください。
Tel:0266-57-3311

■ギャラリートーク
□「名物裂を探る」
日時:毎月第2土曜日 14:00-14:30
場所:サンリツ服部美術館
2階 第2展示室
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
会場住所
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交通案内
◎中央自動車道 諏訪インターより 車で15分 (7.5km)

◎長野自動車道 岡谷インターより 車で20分 (9.0km)

◎JR中央本線 上諏訪駅より 徒歩で15分 (1.3km)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
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