タイトル等
宮本三郎の家族像
会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
会期
2013-08-10~2013-11-04
休催日
毎週月曜日 (ただし祝・休日と重なった場合は開館、翌日休館)
開催時間
10:00~18:00
最終入館は17:30まで
観覧料
一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
※障害者の方は100円(80円)。ただし障害者で小・中・高・大学生、および障害者の介護者 (当該障害者1名につき、1名に限る) は無料。 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間中は無料。
概要
当館が建つこの場所には、かつて洋画家・宮本三郎 (1905-1974) のアトリエ兼住居がありました。友人の建築家・岡田哲郎が設計した、鉄筋2階建てのモダンな建築。宮本三郎にとってその家は、創造の現場であった一方で、家族との大切な時間をすごす、憩いの場でもありました。周囲からも、大変仲がいいと評判だった宮本一家。このたびの展覧会では、宮本三郎にとっての「Home, Sweet Home」(楽しい我が家) に思いを馳せて、作品をご紹介いたします。
宮本三郎が完成した新居に移り住んだのは、1935年7月のこと。1928年3月に結婚し、翌年長女をさずかった宮本三郎は、ヨーロッパ遊学や石川県小松市に疎開した一時期をのぞき、亡くなるまでその家に家族とともに住み、アトリエで制作を重ねました。制作と生活の空間はわかれながらも、それらはときにゆるやかにまざり合い、宮本三郎は夫人や愛娘をモデルにした作品を描いています。戦前、ルーヴル美術館で模写したレンブラントの《聖家族》や、戦時中から構想された《死の家族》、戦後初孫の誕生をきっかけに制作された油彩画のための素描等をご覧いただければ、宮本三郎が家族という主題にいかに関心を寄せていたかがわかります。そこには宮本三郎の、日々家族との生活の中で深まるまなざしの投影があるようです。
本展では、宮本三郎が家族を描いた作品、そして仕事に疲れると近所の生花店をめぐり、買い入れていたという花をモチーフとした作品を展示することで、宮本三郎の「家」から思い起こされるさまざまなイメージを展観します。加えて、宮本三郎旧邸に関する資料もパネルや書籍でご紹介いたします。
イベント情報
>>>夏のオープンワークショップのお知らせ
きみがそだてる家かいてみよう+はってみよう
宮本三郎旧邸のモノクロ写真を素材にして、その家を水彩絵具やコラージュでいろどります。写真を素材に絵を描く、コラージュする面白さに触れながら、かつてここにあった画家の家に思いを馳せてみませんか?
講師●井上光太郎 (画家、1982年鳥取県生まれ)
日時●2013年8月14日(水)~18日(日)
13:00~17:00 (受付は16:30まで)
参加費●100円

※どなたさまも、事前のお申込やご用意は不要です。時間中、直接美術館にお越しください。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/exhibition.htm
会場住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-38-13
交通案内
■電車
東急大井町線・東横線 「自由が丘」駅 下車 / 徒歩7分
東急目黒線 「奥沢」駅 下車 / 徒歩8分
東急大井町線 「九品仏」駅 下車 / 徒歩8分

■バス
東急バス(園02) 世田谷区民会館~田園調布駅 「奥沢六丁目」 下車 / 徒歩1分
東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅 「奥沢六丁目」下車 / 徒歩1分
東急バス(園01) 千歳船橋~田園調布駅 「浄水場前」下車 / 徒歩10分

■当館には来館者用駐車場がございません。
お車でのご来館はご遠慮ください。
※障害者の方のための駐車スペースはございます (1台)。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
東京都世田谷区奥沢5-38-13
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