類まれなる健脚と根性を生かした衝撃作品を発表し続ける若木くるみ。
「制作道場」と題された本展で若木は、毎日1つの作品プランを提案・制作します。
30日間30作品。毎日違う制作。
条件は、小国町内で調達できる材料を使うこと。
果たして30プラン提案できるのか。
そのプランに美術館はゴーサインを出すのか。
そもそも、毎日プランを出すこと以外、まだ何も決まっていません。
それでもこのある意味無謀とも言うべき企画をやらずにはいられないのは、
追い込まれた若木がどんなとんでもない爆発を見せるかわからないという、
抗いがたい麻薬が備わっているからなのです。
それをどうしても見てみたい。
そのために、追い込んでみたい。
そう思わせずにはいられない、
ヒリヒリするような30日間の七転八倒です。
お見逃しなきよう。