タイトル等
四季を歩む竹喬
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2013-07-20~2013-10-06
休催日
毎週月曜日 (祝日にあたる9月16日・23日は開館し翌日休館)
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般500(400)円 高校生300(200)円 小中学生150(90)円
( )内は団体20名以上
※65歳以上の方および笠岡市内の小中学生は入館無料。
年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。
概要
日本画家・小野竹喬(1889-1979)は、生涯にわたり日本の自然を題材とした作品を描きました。とりわけ、季節の変わり目における微妙なうつろいや、一日における時間の経過の中での豊かな表情を見出すことを得意とし、それを穏やかな表現で作品に表しました。
竹喬はまた、若い頃より俳句を作ることを趣味としており、松瀬青々 (まつせせいせい) に師事して「魚乙」 (読み方不詳、“ぎょいつ”か) と号し、言葉による創作にも励みました。竹喬が俳句で取り上げたのは、日常的な一場面や、スケッチをするために自然に遊んだ際に見た景色、そこで感じた事柄など多彩です。これらの句は、絵画に表わされた風景とは必ずしも連動しておらず、異なる表現方法を用いる際に、それぞれ相応しい内容が検討されたように思えます。
「春の袖ふるるほとりの絵具皿 (えのぐざら)」、色とりどりの絵の具を溶いた皿を周りに置いて制作しつつ、軽くなった袖に春が来たことを意識する。画家ならではの一句です。俳句においても絵画においても、竹喬にとって「自然」との交感が制作の源となりました。細やかな感性によって捉えられた四季の移り変わりを、それぞれの表現を比べつつお楽しみ下さい。
イベント情報
学芸員によるギャラリートーク
7月20日(土)、8月10日(土)、9月15日(日) 13:30~14:30
聴講無料 (ただし入館料が必要)
展示替え情報
8月27日より一部展示替
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/30/siki.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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