タイトル等
渡来 (とらい) の茶道具
唐物 (からもの)・高麗物 (こうらいもの)・南蛮物 (なんばんもの)
会場
サンリツ服部美術館
会期
2013-07-20~2013-09-23
前期:7月20日[土]-8月19日[月]
後期:8月21日[水]-9月23日[月・祝]
休催日
祝日を除く毎週月曜日
(8月の月曜日は開館いたします)
8月20日[火] (一部展示替休館)
開催時間
9:30~16:30
観覧料
大人800(700)円
小中学生400(350)円
*( )は団体20名様以上の場合
概要
サンリツ服部美術館は、鎌倉時代から江戸時代初期にかけて日本が輸入し、茶道具として用いた中国・朝鮮・東南アジアの品々をテーマにしたコレクション展「渡来 (とらい) の茶道具 唐物 (からもの)・高麗物 (こうらいもの)・南蛮物 (なんばんもの)」を開催いたします。「禅宗寺院から将軍家の会所へ 唐物の時代」「町衆の茶 侘茶 (わびちゃ) の始まり」「江戸大名の茶 新しい唐物と東南アジアの漆器」の3章構成で、計52点を展示。中世から近世にかけて茶の湯が重視した海外の道具を一堂に展示し、その評価の変遷を追う展覧会です。
「禅院から将軍家の会所へ」では、禅宗寺院が収集し、のちに室町幕府へと伝わる唐物 (中国産) を展示いたします。重要文化財・日観 (じっかん) 筆「葡萄図 (ぶどうず)」をはじめ、「青磁香炉 銘 青柳 (あおやなぎ)」など、南宋時代から元時代にかけての水墨画や、青磁、漆工芸が並びます。
「町衆の茶 侘茶の始まり」では、侘茶の道具として新たに町衆の茶人が取り入れた禅僧の墨蹟 (ぼくせき) や茶入、高麗茶碗計16点を出品。「江戸大名の茶 新しい唐物と東南アジアの漆器」では、中国・景徳鎮窯 (けいとくちんよう) で日本の茶人向けに作られた青花磁器や五彩磁器、また東南アジアの漆器10点から、江戸時代初期の大名の華やかな茶の湯を見ることができます。
その他、青白磁梅瓶 (せいはくじめいぴん) や型物香合 (かたものこうごう) など、日本人と関わりの深い陶磁器も充実しています。
茶の湯の美術を支えた渡来の茶道具とそれらを選び取った茶人の美意識の変遷をご覧ください。
イベント情報
■記念茶会
2013年9月15日[日]
10:00-15:00
席主:大日本茶道学会伊那支部
(担当:清水悦仙)
会場:サンリツ服部美術館
2階・喫茶室
参加費:500円 *入館料は別途必要

■ギャラリートーク
毎月第2土曜日
14:00-14:30 *予約不要、要入館料
展示替え情報
8月20日[火] (一部展示替休館)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/next_000147.html
会場住所
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交通案内
◎中央自動車道 諏訪インターより 車で15分 (7.5km)

◎長野自動車道 岡谷インターより 車で20分 (9.0km)

◎JR中央本線 上諏訪駅より 徒歩で15分 (1.3km)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
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