日本と韓国は古くから文化的に深い交流がありました。鳥取県は日本海を挟んで距離的にも近く、弥生時代の青谷上寺地遺跡〔青谷町〕・妻木晩田遺跡〔淀江町〕からは朝鮮半島製の鉄器・土器が出土しており、古くから交流が行われていたと考えられています。
以降も古墳時代の不入岡遺跡〔ふにおかいせき:倉吉市〕のオンドル状遺構,白鳳時代の上淀廃寺〔淀江町〕の寺院壁画があり、江戸時代には赤碕町に漂着した朝鮮人商人12人を送還、現代も韓国自治体と友好都市を結び,学校間の提携交流などが盛んに行われています。
本年は日韓国民交流年であり、また、米子-ソウル便開設1周年になります。今回、これらを記念して韓国の優れた美術品を特別公開します。