タイトル等
ダレン・アーモンド 追考
会場
水戸芸術館現代美術ギャラリー
会期
2013-11-16~2014-02-02
休催日
月曜日 ※年末年始2013年12月27日(金)~2014年1月3日(金)
ただし12月23日、1月13日、(月・祝)は開館、12月24日、1月14日(火)休館
開催時間
9時30分~18時
入場時間は17時30分まで
観覧料
一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※一年間有効フリーパス→「ハイティーンパスH.T.P.」 1,000円/対象15歳以上20歳未満
「おとなのパス」 2,500円/対象20歳以上
主催者
公益財団法人水戸市芸術振興財団
協賛・協力等
助成:芸術文化振興基金
協力:アサヒビール株式会社
企画:高橋瑞木 (水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
概要
時の旅人、ダレン・アーモンドが光と音で紡ぎ出す人類の叙事詩

ダレン・アーモンドは、写真や映像、時計といった素材を使い、現実と記憶の世界が交錯する作品を創出するイギリス人現代美術作家です。時間と空間への心理的な関わりに関心を抱くアーモンドは、時計の針や数字が示す数値としての時間ではなく、感覚領域における時空間の存在を作品の中で浮かび上がらせ、遥か古 (いにしえ) から続く悠久の時の流れと、今を生きる私たちの心を繋げます。
アーモンドにとって、旅は制作にとって重要な役割を担っています。世界各国の古代遺跡や産業遺跡、自然を訪れ、そこで目撃した風景を文明化における人間の営みの威厳、儚さを呼び起こすような作品へと昇華させます。
日本の文化と自然はアーモンドに創作のインスピレーションを与えてきました。アーモンドは1990年代より日本を訪れ、旅先で出会った風景や出来事に着想を得た作品を制作しています。本展では京都の比叡山でおこなわれている千日回峰行という厳行をつとめる僧侶に伴走しながら撮影した映像を基に制作した映像インスタレーション<Sometimes Still>(2010年)、夜明けの最初の日の光で比叡山を撮影した<Civil Dawn@Mr.Hiei>(2008年)、茨城県の桜を撮影したシリーズ写真<Day for Night>(2006年)を展示いたします。こうした作品に加え、大型映像インスタレーション<All Things Pass>(2012年)、400個以上の時計を使った近年の代表作<Tide>(2008年)、シベリアで撮影した映像からなる新作<Less Than Zero>(2013年)が展示されます。
1999年から現在に至るまで、アーモンドのさまざまな取り組みを紹介する本展は、人々を未知の時空間への旅へといざない、新しい知覚を開く場となります。
イベント情報
*すべて予約不要、料金は展覧会入場料に含まれます。
■アーティスト・トーク
ダレン・アーモンドが作品や展覧会について語ります。
日時:2013年11月16日(土) 14:00~15:30 (開場13:30)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:先着80名
※英・日逐次通訳付き

■キュレーター・トーク
本展企画学芸員が展覧会について話します。
日時:2013年11月23日(土) 15:00~16:00
※参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。

■シングルチャンネルプログラム展示
再/生―映像が呼び覚ます第六感覚
映像に記録されているのは常に過去の場面や出来事ですが、その記録の再生は、ときに実生活では体験不可能な時空間へと私たちを連れてゆきます。
本プログラム展示では、こうした写真や映像の特性を念頭におきながら、ドローイングや写真、ファウンドフッテージといった素材をもちい、実験的な制作活動をおこなっている5人の日本人作家の作品を紹介します。1月18日には、本プログラム参加作家によるトークセッションを開催し、映像における時間と空間表現の可能性を探ります。
参加作家:石田尚志、小瀬村真美、志賀理江子、南 隆雄、宮永 亮
上映会期:2013年12月14日(土)~2014年2月2日(日)
開場時間:13:00~18:00 (最終入場時間は17:30)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
プログラム上映時間:約60分 (全5作品)
※ただしトークセッションが開催される1月18日の上映時間は10:00~12:00までの上映となりますのでご注意ください。

●参加作家によるトークセッション
日時:2014年1月18日(土) 14:30~16:30 (開場14:00)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:50名 (当日9:30からギャラリー入口で整理券を配布します。)
入場料:映像プログラム、トークセッション共にダレン・アーモンド展の入場料に含まれます。

【展覧会関連 教育プログラム】 *料金はすべて展覧会入場料に含まれます。

■先生のための展覧会無料招待週間
小・中・高・特別支援学校に勤務する教職員を対象に、無料で展覧会を鑑賞できる期間を設けます。期間中には学芸員のレクチャーと、グループで言葉を交わしながら作品を鑑賞する対話形式の鑑賞ツアーを行います。
≪展覧会無料招待期間≫2013年11月16日(土)~12月1日(日) 9:30~18:00 (入場は17:30まで)
≪学芸員レクチャー+対話型鑑賞ツアー≫2013年11月30日(土) 14:30~ 定員:先着10名
※申込み方法等詳細はホームページをご覧ください。(10月下旬~)

■ウィークエンド・ギャラリートーク
市民ボランティア CACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
日時:2013年11月30日(土)~2014年2月2日(日) 毎週土・日曜日 各日14:30~(約40分)
※ただし2013年12月1日(日)、2014年1月4日(土)、5(日)は除く。

■赤ちゃんと一緒に美術館散歩
係員が付き添い、解説付きでお子さんと一緒の鑑賞をサポートします。
日時:2013年11月29日(金)、12月3日(火) 各日9:30~10:30/11:00~12:00
定員:各回5組 (先着順・要電話申込)
対象:未就学児とその保護者
申込み:水戸芸術館現代美術センター Tel.029-227-8120
主催:NPO法人 子育て応援・ペンギンくらぶ、公益財団法人水戸市芸術振興財団

■視覚に障害がある人との鑑賞ツアー「セッション!」
2010年より年に数回行っている、全盲の白烏建二さんがナビゲーターをつとめるツアーです。見える人が見えない人とともに、作品の形態や印象を伝えあう「対話」を通して、鑑賞を楽しみます。見える人にとっても「今まで作品を見ていなかった」との気づきを得ることが多い鑑賞方法です。障害の有無や個々人の感性の境界を緩やかに解き放ちます。
日時:2013年12月1日(日) 15:00~17:00
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
定員:20名 (先着順・要電話申込)
対象:一般
申込み:水戸芸術館現代美術センター Tel.029-227-8120
※視覚に障害がある方はお申込みの際にお知らせください。
ホームページ
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=374
会場住所
〒310-0063
茨城県水戸市五軒町1-6-8
交通案内
JR 及び 路線バス
上野駅(※)から 水戸駅まで、常磐線特急『ひたち』『ときわ』及び各駅停車が約30分毎に運行しています。乗車時間は特急で約65~80分、各駅停車で約130分です。

水戸駅からは、バスをご利用になると便利です。「北口バスターミナル4~7番のりば」から乗車し、「泉町1丁目」下車。乗車時間は約10分です。降車後バスの進行方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、そのまま路地を直進してください。徒歩2分ほどで到着します。

※2015年3月のダイヤ改正により、幾つかの時間帯において常磐線の運行が延長され、品川駅発着(東京駅経由)の便が追加されています。


お車
常磐自動車道 水戸ICより 国道50号線を水戸市街地方面へ 約20分。

水戸ICを下りた道路が国道50号線です。そのまま市街地方面にお進みください。
しばらく進みますと、バイパスと本道と分かれていますが、そのまま下の道路(本道)をお進みください。道なりに15分ほどで水戸の市街地に入ります。
市街地の中の交差点、「南町3丁目」で左折をしてください。(左手にみずほ銀行がございます。) そこから「2つ目の信号」でまた左折をしてください。
そこから信号ひとつ過ぎたところで芸術館の地下駐車場のマークが見えてまいります。


高速バス
東京駅 八重洲南口バスターミナルのりばから 「常磐高速バス(赤塚又は茨大ルート) 水戸駅行き」で約100分、泉町1丁目下車、徒歩2分。
ホームページ
https://www.arttowermito.or.jp/
茨城県水戸市五軒町1-6-8
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