タイトル等
特別展 大仏開眼1250年 東大寺のすべて
会場
奈良国立博物館
会期
2002-04-20~2002-07-07
休催日
4/29、5/6を除く月曜日と5/7
観覧料
一般1300円、大学・高校生900円、中学・小学生600円 ※前売と20人以上の団体は各200円引き
主催者
奈良国立博物館・東大寺・朝日新聞社・朝日放送
概要
奈良時代に開花した華麗な仏教文化を今日に伝える東大寺は、平成14年、本尊の大仏開眼から1250年を迎えます。聖武天皇が造立を発願した毘盧舎那仏(大仏)の開眼法要が盛大に挙行されたのが天平勝宝4年(752)、以来東大寺は華厳教学をはじめ、多岐にわたる仏教思想の研鑽の場、すなわち八宗兼学の道場として幾多の学僧を輩出し、日本の仏教と文化の展開に深い関わりをもってきました。
平安時代末の平重衡による焼き討ち、また戦国時代の松永久秀の乱と、二度にわたり兵火による伽藍炎上の被害をこうむりましたが、重源上人や公慶上人の尽力をはじめ、多くの人びとの助力により、その都度、復興再建をはたしました。
この結果、東大寺には天平文化の息吹を伝える奈良時代の美術品をはじめ、鎌倉初期復興期に活躍した運慶・快慶らに代表される優れた工人の作品など、日本の仏教美術の最高峰ともいうべき芸術作品が数多く伝来しています。
本展では、奈良時代に流行した塑像のなかでも頂点というべき戒壇堂の「四天王立像」や、今回初めて寺外に出陳される法華堂(三月堂)の「日光・月光菩薩立像」、日ごろ目にふれる機会の少ない秘仏「良弁僧正坐像」・「俊乗上人(重源)坐像」・「僧形八幡神坐像(快慶作)」など、総数200余件が出品されます。またボストン美術館(アメリカ)「霊鷲山説法図」をはじめ、大英博物館(イギリス)・ギメ美術館(フランス)ほか海外の美術館にある東大寺関係の宝物が出品されるのも話題となるでしょう。この機会に、東大寺の全容をうかがうに足る芸術作品の数々をぜひご鑑賞いただきたいと思います。
なお東大寺の境内では、奈良時代の彩色が鮮やかにのこる法華堂の秘仏「執金剛神立像」も期間を限定して特別開扉されます。
ホームページ
http://www.narahaku.go.jp/
展覧会問合せ先
ハローダイヤルサービス:050-5542-8600
会場住所
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町50
交通案内
◆電車・バスを利用する

近鉄奈良駅下車 登大路町を東へ徒歩約15分
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り(2番)「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ

関西国際空港からリムジンバス JR奈良駅行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分
大阪国際空港からリムジンバス 奈良/天理行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分


◆自動車を利用する

駐車場について
専用の駐車場はありません。周辺の駐車場をご利用下さい。
正倉院展期間中は大変混雑いたします。
登大路自動車駐車場 午前6時~午後10時
大仏前自動車駐車場 午前9時~午後5時 (団体バス予約優先)
高畑自動車駐車場 午前9時~午後5時

なお、歩行困難な方は当館係員にご相談ください。

名古屋方面から
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

大阪方面から
第二名阪道路・宝来I.C.から国道369号線を東へ県庁を越えて約1分。
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

京都方面から
京奈和自動車道・木津I.C.から国道24号線を南へ、国道369号線を東へ約1分。
ホームページ
https://www.narahaku.go.jp/
奈良県奈良市登大路町50
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