しもだて美術館は、開館10 周年記念展第1 弾として「笑う花・遊ぶ鬼 左時枝 市田喜一 二人展」を開催します。
舞台・映画・テレビなどで活躍する左時枝さんは、1947(昭和22)年、富山県下新川郡朝日町に生まれました。俳優業に没頭する中、ある日ふと油絵を描くことに心惹かれ、大好きな花をモチーフに制作に取組みはじめ、2008(平成20)年には第42回創展に初出品し、新人賞を受賞しました。以降、創展に連続出品して受賞を重ね、昨年の第46回展でも創展賞を受賞しています。
夫であり舞台美術やデザイナーとして著名な市田喜一さんは、1938(昭和13)年、埼玉県秩父に生まれました。美術作家としても活動を続け、ユーモラスな表情溢れる鬼たちをモチーフにした版画や、身近な材料で作った鳥たちのオブジェを制作しています。
本展は、夫婦二人の共演による展覧会として作品をご紹介します。展覧会初日には、トークショーも開催する予定です。