タイトル等
藤田嗣治 渡仏100周年記念
レオナール・フジタとパリ 1913-1931
パリを震わせた異邦人―裸婦と猫の画家、素晴らしき乳白色
会場
静岡市美術館
会期
2013-04-20~2013-06-23
休催日
月曜日 ※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・祝)は開館、5月7日(火)は休館
開催時間
午前10時~午後7時
展示室への入場は閉館30分前までとなります
観覧料
一般1200円(1000)円、大高生・70歳以上800円(600)円、中学生以下無料
*( )内は前売りおよび20名以上の団体料金 *障害者手帳等をご持参の方および介助に必要な方は無料
[前売券]3月6日(水)から4月19日(金)まで販売 静岡市美術館、チケットぴあ(Pコード765-563)、ローソンチケット(Lコード47129)、セブンチケット(セブンコード021-228)、谷島屋呉服町本店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN &ジュンク堂書店新静岡店
主催者
静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡新聞社・静岡放送
協賛・協力等
[特別協賛]セキスイハイム東海 [後援]静岡市教育委員会、静岡県教育委員会、在日フランス大使館 アンスティチュ・フランセ日本、静岡日仏協会 [協力]日本航空 [企画協力]株式会社ブレーントラスト
概要
今からちょうど100年前の1913年、26歳の藤田嗣治(レオナール=ツグハル・フジタ、1886-1968)は画家を志してフランスへ渡りました。芸術の都パリに世界中から詩人や音楽家、画家、モデルたちが集まり、モンパルナスのカフェでは芸術談義が繰り広げられていた時代のことです。若き日の藤田もその狂騒に飛び込み、自らの芸術を探求しました。ピカソやルソーの作品を目の当たりにし、モディリアーニらの画家仲間たちと親しく交わっては刺激を受けた藤田がたどり着いたのは、なめらかな白い地塗りの上に細く繊細な墨線を駆使する描法でした。裸婦や猫の描かれた独特の絵肌は、「素晴らしき乳白色の地」と賞賛され、西洋と日本の伝統を融合させたとして高い評価を受けました。こうしてサロン・ドートンヌでの発表やフランスをはじめとする各国での個展などを通じて国際的画家としての活躍が始まります。
本展は、藤田が初めて渡仏した1913年からラテンアメリカへと旅立つ1931年までに焦点をあて、フランスおよび日本各地から集められた作品約100点により構成されます。初公開を含む絵画や書簡などの資料によって、エコール・ド・パリの寵児「フジタ」誕生までの軌跡と、その黄金期の名作をご紹介すると同時に、パスキンやキスリング、ローランサンら藤田と時代を分かち合った芸術家たちの作品をあわせて展示し、幾多の才能を世に送り出した往時のパリの雰囲気もお届けいたします。
イベント情報
1 本展監修者による特別記念講演会
「レオナール・フジタ―渡仏100周年を記念してパリに受け入れられ、賞賛を集めたフジタ」
4月20日(土) 午後2時から
講師:シルヴィ・ビュイッソン氏
(1989年以来フジタの鑑定家・現フランス鑑定家協会パリオフィスメンバー・フジタの総合カタログ筆者〔1987年 VOL.1、2001年 VOL.2、2007年 VOL.3を出版〕・モンパルナス美術館前代表学芸員・本展フランス側監修者)
※フランス語による講演(逐次通訳がつきます)
会場:当館 多目的室 参加料:無料
定員:70名(応募多数の場合は抽選) 申込締切:4月5日(金)必着

2 スライドトーク&ギャラリーツアー
4月20日(土) 午前9時から
講師:村上哲氏 (熊本県立美術館学芸課主幹・本展日本側企画・監修者)
会場:当館 多目的室および展示室 参加料:無料(要観覧券)
定員:70名(応募多数の場合は抽選) 申込締切:4月5日(金)必着

3 記念講演会
「フジタ―第一次大戦直前から狂乱の20年代のパリを生き抜いた日本人画家」
6月1日(土) 午後2時から 講師:林洋子氏(京都造形芸術大学准教授)
会場:当館 多目的室 参加料:無料 定員:70名(応募多数の場合は抽選) 申込締切:5月17日(金)必着

4 ギャラリートーク
5月18日(土)、6月15日(土)
いずれも午後2時から 参加料:無料(要観覧券)
申込不要。当日受付前にお集まりください。

5 しずびチビッこプログラム
小さな子どものためのアート体験プログラム。
保護者の方は展覧会をご覧ください。
5月25日(土) ①午前10時30分~12時 ②午後2時~3時30分
対象:2歳以上の未就学児 各10名 会場:当館 ワークショップ室
参加料:子ども1人につき500円 ※保護者は要観覧券
申込締切:5月10日(金)必着 ※はがきでの申込は官製はがきに、希望の時間(①または②)・保護者の氏名・子どもとの続柄・住所・電話(緊急連絡先)・子どもの名前・子どもの人数・性別・年齢(月齢まで)明記

関連行事申込方法
当館HP申込フォーム(www.shizubi.jp)または往復はがきにて。(“5”は官製はがき) 1件につき4名様まで。
《往復はがき記載事項》
①催事名、催事日 ②氏名(参加人数分)
③年齢④住所(郵便番号から) ⑤電話番号
返信面に宛先を記入の上、静岡市美術館まで
※抽選の如何にかかわらず結果は通知いたします。

シズオカ×カンヌウィーク2013 連動企画
Shizubiシネマアワー vol.8 「猫」
藤田嗣治は猫を愛し、しばしばその画面に猫を登場させています。そんな藤田にちなみ、猫が登場する映画を特集いたします。
①日時:5月4日(土・祝)『ティファニーで朝食を』(ブレイク・エドワーズ監督、1961年、アメリカ、114分)
②日時:6月8日(土)『ネコを探して』(ミリアム・トネロット監督、2009年、フランス、89分)
③日時:6月9日(日)『こねこ』(イワン・ポポフ監督、1996年、ロシア、84分)
いずれも 時間:午後3時から(開場2時30分) 会場:当館 多目的室 参加料:500円
定員:70名 チケット販売:4月10日(水)から当館受付にて販売(定員になり次第販売終了)
企画協力:(株)サールナートホール

エレーヌ・ジュグラリスと「羽衣」
映像・パネル展示 5月14日(火)―5月26日(日)
会場:当館 エントランスホール 観覧料:無料
会場住所
〒420-0852
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
交通案内
○ 電車
JR 静岡駅北口より 地下道を利用して徒歩3分
静岡鉄道 新静岡駅より 徒歩5分

○ 新幹線
東京駅・名古屋駅から 東海道新幹線ひかり号で約1時間
新大阪駅から 東海道新幹線ひかり号で約2時間

○ 車
東名 静岡ICより 約15分
※お車でお越しの際は、近隣の駐車場をご利用ください。

○ 空路
富士山静岡空港より 静鉄バス(静岡エアポートライナー)で約1時間
ホームページ
https://www.shizubi.jp/
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索