いわさきちひろ(1918-74年)は子どものしあわせと平和を願い作品を描き続けた画家です。
絵本や雑誌、カレンダーなど、その生涯で9,400点を超える作品を遺しました。
すぐれた観察力による確かなデッサン、「にじみ」や「ぼかし」を生かした独特の水彩表現による多彩な子どもの表現は、今なお観る者を惹き付けてやみません。
本展では、ちひろが精力的に手掛けたアンデルセンの絵本や雑誌に掲載された作品の原画、初期のデッサンなど、ちひろ美術館が所蔵する作品約130点を展示します。
北海道では21年振りとなる、本格的ないわさきちひろの原画展を家族そろってお楽しみください。