タイトル等
NEW YEAR NEW WORKS
会場
西村画廊
会期
2013-01-22~2013-02-23
概要
西村画廊では、2013年1月22日(火)から2月23日(土)まで、当画廊で定期的に作品を発表している7人の作家、押江千衣子、小林孝亘、指田菜穂子、曽谷朝絵、舟越桂、町田久美、三沢厚彦の新作によるグループ展「NEW YEAR NEW WORKS」を開催します。

押江千衣子は2012年、初夏から夏にかけて岐阜県の美濃加茂市民ミュージアムで滞在制作、秋に同美術館で個展を開催しました。今回は、その美術館を囲む檜の森を描いた大型のペインティングを発表します。 2013年は平塚市美術館の「水彩画みづゑの魅力―明治から現代まで―」展(4月20日~6月16日)で新作を発表します。

小林孝亘は、明るく輝く満月とその光に柔らかく包まれた夜の森の木々、光の注ぐ静かな森の中にひっそりと置かれた積木を描いたペインティングを発表します。どちらも、作家の新しい展開を感じさせる興味深い作品です。現在は、「MOTコレクション私たちの90年:1923―2013 ふりかえりつつ、前へ」展(~2013年2月3日、東京都現代美術館)に"Working Man"(1999)が展示されています。2013年は、国際交流基金主催の「Re:Quest ― 1970年代以降の日本現代美術」展(3月5日~4月14日、ソウル大学校美術館)で、“Dog”(1998、高橋コレクション)等が展示されます。なお、6月~8月には、当画廊で約3年振りの個展を開催します。

指田菜穂子は、コーヒーをテーマに、それにまつわる様々なものやこと―歴史や商品、文学、映画など―を画面中に細かく描いたペインティングを発表します。

曽谷朝絵は、山や木、水飛沫を表した新展開のペインティングを数点発表します。2013年は、水戸芸術館、水戸市中心市街地で個展を開催します(7月27日~10月14日)。

舟越桂は、大きな人物が荒れ野から生えている、新境地の彫刻を発表します。11月下旬に終わったばかりのメナード美術館での個展でも、私たちの美の概念に新たな認識を与えるような大胆な新作『月の降る森』を発表したばかりのところです。2013年は「Re:Quest ― 1970年代以降の日本現代美術」展に『つばさを拡げる鳥がみえた』(1985、愛知県美術館寄託)が展示されます。

町田久美は、これまでのスタイルとは違った色遣いや筆の運びを感じさせる50号の作品とドローイングを発表します。現在は、「アジアの女性アーティスト展 アジアをつなぐ―境界を生きる女たち 1984―2012」展(11月27日~2013年1月6日、沖縄県立博物館 ※その後、栃木県立美術館、三重県立美術館に巡回)に『雪の日』(2008、国立国際美術館蔵)等が展示されています。2013年の5月~6月には、当画廊で約2年半振りの個展を開催します。

三沢厚彦は、2012年に当画廊で5年半振りの個展を開催、スピリットベアや雪豹等の新作彫刻を発表しました。2013年は、三重県立美術館で大規模な個展を開催(7月13日~9月23日)、その後、浜松市美術館でも個展を開催します。今回の展覧会では、彫刻とドローイング数点を発表します。

作家の新たな展開を予感させる新作が集う今展に、ぜひご期待ください。
ホームページ
http://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2013/NEW%20YEAR%20NEW%20WORKS.html
会場住所
〒103-0027
東京都中央区日本橋2-10-8 日本橋日光ビル3F
交通案内
東京メトロ銀座線 日本橋駅 B1出口より徒歩2分
東京メトロ東西線 日本橋駅 C4出口より徒歩2分
都営浅草線 日本橋駅 D3出口より徒歩2分
JR東京駅 八重洲北口より徒歩8分
ホームページ
http://www.nishimura-gallery.com/index.html
東京都中央区日本橋2-10-8 日本橋日光ビル3F
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