タイトル等
没後30年
朝井閑右衛門展
彼は絵の具を耕した―草野心平
会場
田辺市立美術館
会期
2013-01-12~2013-02-17
休催日
毎週月曜日[但し1月14日・2月11日は開館]・1月15日(火)・2月12日(火)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
600円(480円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
※学生及び18歳未満の方は無料です。
主催者
田辺市立美術館
協賛・協力等
特別協力:横須賀美術館
概要
詩人草野心平が墓碑に「独創傑出の画家ここに眠る」と記した洋画家、朝井閑右衛門の没後30年を機にその画業を回顧します。
朝井は本名を浅井實とし、1901(明治34)年、大阪に生まれました。元々は紀州藩に仕えていた家柄の長男でしたが、家庭の不和などで青年期までは不遇の内にありました。しかし上京して洋画を学び、25歳で二科展に初入選して以後は着実に画家としての地歩を固め、1936(昭和11)年、35歳のときには大作《丘の上》が文部省美術展覧会で文部大臣賞を受賞して脚光をあびます。戦中はたびたび中国に渡り、上海で終戦を迎え、1946(昭和21)年に引き揚げて以降は横須賀市田浦でおよそ20年間、その後鎌倉市由比ガ浜に移って亡くなるまでの17年間、制作を重ねました。
この間、絵の具を厚く塗りこめて、特有のマチエールと色彩の諧調を生み出す表現を確立して評価を高めますが、個展の開催や画集の刊行は一切拒んで孤高を保ち、詩人や学者らと親交して、「文人画家」と称されるようになる独特の姿勢を貫きました。
この朝井の芸術を〈初期作品〉〈水墨画・東洋画題〉〈田浦時代〉〈詩人・学者のポートレート〉〈鎌倉時代〉の五つの章によって振り返ります。
イベント情報
◆記念講演会:「朝井閑右衛門の人と作品」
石渡 尚(横須賀市自然・人文博物館 学芸担当課長)
1月26日(土)午後2時より 当館研修室(観覧料のみ必要・手話通訳もつきます)

◆展示解説会:1月12日(土)・2月9日(土)
いずれも午後2時より当館学芸員が行います
ホームページ
http://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/exhibitions/130112asai.html
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索