タイトル等
アノニマス・ライフ
名を明かさない生命
会場
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
ギャラリーA
会期
2012-11-17~2013-03-03
休催日
月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12/28―1/4)、保守点検日(2/10)
開催時間
午前11時~午後6時
入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般・大学生500円(400円)/高校生以下無料
*( )内は15名様以上の団体料金
主催者
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
概要
匿名の、名前のわからない、個性のないもの。アノニマス(anonymous)とは、そのような意味を持っています。ギリシア語の接頭辞an-(~なしの)にonyma(名前)が組み合わされて、「名前がない」を意味しますが、展覧会の作品はそれぞれに題名がつけられていて、名前がないわけではありません。では、「名前がない」とは一体どういうことを意味するのでしょうか。
例えば、ロボット工学の一部では、テクノロジーの発達に後押しされ、「機械の生命」を作り出そうとしています。しかし、その成果物の多くは、私たちがSFなどに夢見る理想的なアンドロイドからすれば完全なものとは言えず、それはアンドロイドと呼ばれるひとつ手前の存在、名づけえぬ何ものかなのです。また、遺伝子操作に代表されるバイオ・テクノロジーやクローン技術などの生殖医療技術の急速な発達は、私たちがその本質を理解するよりも早く、名づけることのできない、もうひとつの「生」のあり方を現実のものとしてきました。
この展覧会では、そのような名づけることのできない生命、本当の名を明かしていないものたち、「アノニマス・ライフ」ということばを手がかりに、機械と人間をわかつ自明であったはずの「生」の意味を問い直すとともに、テクノロジーの進歩が新たな光を当てたセクシュアリティやアイデンティティの問題をはじめ、私たちの社会の中に遍在する多様なゆらぎ、境界、そしてその侵犯をめぐる作品を紹介します。
イベント情報
◎パフォーマンス「模像と鏡像―美容師篇」
日時:2012年12月15日[土]午後3時より
出演:リプリーQ2(アンドロイド)、小林慎(美容師)
作・演出:齋藤達也
協力:石黒浩(大阪大学大学院教授)
技術協力:小川浩平(大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻特任助教)
会場:ICC4階特設会場

◎「アーティスト・トーク 齋藤達也×石黒浩」
日時:2013年1月19日[土]午後3時より
出演:齋藤達也、石黒浩(大阪大学大学院教授、ロボット工学)
会場:ICC4階特設会場
定員:70名(当日先着順)
入場無料(*展示をご覧になる場合は、別途展覧会チケットが必要です)

◎ギャラリーツアー
2012年11月23日[金・祝]、2013年1月13日[日]各日とも午後3時より 定員:各回15名(事前予約不要・当日午後3時にICCギャラリーA前集合)
担当学芸員が、展覧会の内容や各作品について解説します。
*展覧会チケットが必要です。

そのほか、会期中にイヴェントを予定しています。
詳しくはホームページなどで最新の情報をお知らせいたします。
展示替え情報
*会期中、展示替えを行ないます。
「米朝アンドロイド」展示期間:2012年11月17日[土]-2013年1月14日[月・祝]
《模造と鏡像―美容師篇》展示期間:2013年1月16日[水]-3月3日[日]
ホームページ
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2012/AnonymousLife/index_j.html
会場住所
〒163-1404
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
交通案内
電車をご利用の場合

京王新線「初台駅」東口から徒歩2分
(都営地下鉄新宿線乗り入れ, 新宿から2分)


車をご利用の場合

首都高速4号線新宿ランプ下車
山手通り・甲州街道交差点
(東京オペラシティB2F 時間貸駐車場 30分300円)


バスをご利用の場合

渋谷駅西口バスターミナルから約20分
京王バス(渋61・63・66), 都営バス(渋66) 東京オペラシティ南下車.
または, 京王バス(渋64) 東京オペラシティ下車
ホームページ
https://www.ntticc.or.jp/
会場問合せ先
0120-144199
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
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