風倉匠(かざくらしょう 1936年~2007年)は、絵画、彫刻、版画等ジャンルを超えた制作活動を展開するとともに「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」、「ハイレッド・センター」、「九州派」など、1960年代の日本を代表する前衛芸術グループの活動にパフォーマンスなどで参加しました。
また、こうした活動を評価され、「前衛芸術の日本1910-1970」(1986年、パリ)、「バングラデッシュ・アジア美術ビエンナーレ」(1995年)などの国際展で独特のパフォーマンスを行い、注目を浴びました。
今回は、絵画、彫刻、版画作品に加え、風倉のパフォーマンスを捉えた小林正徳、安斎重男、荒木経惟の写真作品により、風倉の芸術世界を紹介します。