- タイトル等
- 会場
- 奈良国立博物館
- 会期
- 2012-10-27～2012-11-12
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時～午後6時
金曜日、土曜日、日曜日、祝日は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 (当日(個人))1,000円 (前売・団体)900円 (オータムレイト)700円
高校・大学生 (当日(個人))700円 (前売・団体)600円 (オータムレイト)500円
小・中学生 (当日(個人))400円 (前売・団体)300円 (オータムレイト)200円
※団体は20名以上です。
※オータムレイトチケットは、閉館の1時間30分前より販売する当日券です(販売は当館当日券売場のみ)。購入者には、記念品を進呈します。
※障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
※この観覧料金で、なら仏像館および青銅器館の展示もご覧になれます。
※観覧券は下記の窓口にて販売します。(前売券の販売は、9月27日(木)より10月26日(金)までです。)
- 主催者
- 奈良国立博物館
- 協賛・協力等
- 協賛:NTT西日本、キヤノン、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、ダイキン工業、大和ハウス工業、白鶴酒造、丸一鋼管
特別協力:読売新聞社
協力:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、ミネルヴァ書房
- 概要
古都奈良に秋を告げる正倉院展は今年で64回を数えます。本年は、数ある正倉院宝物の中から北倉23件、中倉23件、南倉14件、聖語蔵4件の総計64件が出陳され、9件の初出陳がございます。
まず特筆されるのは聖武天皇ゆかりの北倉の宝物が多数出陳される事です。紫檀(したん)の黒い地に螺鈿(らでん)の白さが映える螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)とこれに附属する深紅の紅牙撥鏤撥(こうげばちるのばち)、モザイク状の装飾が美しい木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)や色とりどりの双六の駒は、いずれも聖武天皇ご所持にふさわしい品格を示しております。音楽やゲームといった宮廷の楽しみの部分にご注目下さい。
また、平成6年以来18年ぶりの出陳となる瑠璃坏(るりのつき)も見逃せません。コバルトブルーのうっとりするような輝きや異国情緒溢(あふ)れる器形からは、遠くシルクロードの果てを想い起こさずにはいられません。ガラスを使った装身具や美しい玉類、ガラスの原料などとともに古代ガラスの世界をお楽しみ下さい。
この他、銀平脱八稜形鏡箱(ぎんへいだつはちりょうがたのかがみばこ)や密陀彩絵箱(みつださいえのはこ)、紫檀小架(したんのしょうか)など華麗な装飾が施された調度品、赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾(あかじおしどりからくさもんにしきのだいばんのきゃくたんかざり)など鮮麗な染織品、珍しいところでは古代の書見台である紫檀金銀絵書几(したんきんぎんえのしょき)といった宝庫を代表する宝物が出陳されます。
今年も正倉院展にお立ち寄りいただき、宝物の織りなす交響をお楽しみいただければ幸いです。
- イベント情報
- ■公開講座
10月27日(土) 「正倉院のペルシア風錦について」
尾形充彦氏(宮内庁正倉院事務所整理室長)
11月3日(土・祝)「古代ガラスから正倉院まで」
土屋良雄氏(日本ガラス工芸学会理事)
11月10日(土)「聖語蔵経巻と正倉院文書-「神護景雲二年御願経」の実体をめぐって」
飯田剛彦氏(宮内庁正倉院事務所調査室長)
11月11日(日)「8世紀以外の宝物について」
内藤 栄(奈良国立博物館学芸部長補佐)
各回とも午後1時30分～3時(開場は午後1時)。当館講堂にて。定員194名(先着順。午後1時より講堂入口にて入場券を配布します)。聴講無料。
※入場の際には、第64回正倉院展の観覧券もしくはその半券をご提示ください。
■正倉院学術シンポジウム 2012
「正倉院宝物の近代～壬辰検査から140年」
11月4日(日)午後1時～5時30分
奈良県新公会堂レセプションホールにて。定員250名。
事前申し込み制。申し込み方法は当館ホームページ等でご確認ください。
- ホームページ
- http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2012toku/shosoin/2012shosoin_index.html
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