タイトル等
岡山芸術回廊連携事業
特別企画展
能のいでたち
―備前池田家伝来能装束の世界―
会場
林原美術館
会期
2012-10-12~2012-11-25
休催日
月曜日
開催時間
9時~17時
入館受付は16時30分まで
観覧料
一般500円 高校生300円 小・中学生無料
友の会会員 無料
障害者手帳提示の方・付添者 無料
団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方 2割引
主催者
財団法人 林原美術館
協賛・協力等
◎後援 岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、NHK岡山放送局、RSK山陽放送
概要
室町時代に能を大成した世阿弥が記した、世界最古の芸術論である『風姿花伝』には、「いづれのものまねなりとも、(中略)したてをもて本とす」とあるように、世阿弥は能の中で「したて」(=出で立ち)の重要性を説いています。能面とともに、出で立ちの重要な部分をしめるものが能装束ですが、残念ながら世阿弥の生きた時代の能装束は伝世しておらず、我々が見ることのできる最も古い能装束は桃山時代のものとなります。
林原美術館では、江戸時代を通じて能を愛好した岡山藩主池田家伝来の能装束・能面などを多数所蔵しており、日本国内でも屈指のコレクションとして知られています。これらの中には桃山時代のものも含まれており、その華やかな意匠は現代でも我々を魅了してやみません。池田家ではこれらの能装束や能面を、藩主が使用したものを「御召(御上)分」、家臣が使用したものを「御次分」として区別し、大切に伝えてきました。また当館では、歴代藩主自筆の能に関する絵画や覚え書きなども多数所蔵しています。これらの記録類と能装束や能面などの工芸品を組み合わせることで、池田家が伝えてきた能にまつわる文化の全容を知ることが可能になります。なかでも正徳四年(1714)6月27日に記録された「御面控」は、当館が所蔵する池田家伝来の能面がいつ・どこで制作されたのかがわかる貴重な史料で、今回が初公開となります。
岡山藩主池田家伝来の能装束と能面の名品、そしてそれらを取り巻く絵画や記録を一堂に展示し、あらためてその魅力を探ります。
イベント情報
◎ギャラリートーク 会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。
(ただし10月27日はスペシャルギャラリートークを行います。)

岡山芸術回廊連携事業
「美術講座 林原美術館の精華」
11月25日(日)13時30分~15時
◎講師 当館学芸員 ◎会場 当館ロビー ◎会費 無料(ただし入館料は別途必要) ◎定員 50名(要予約)
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
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