本展は写真家、関本幸治の出身地での初個展です。
関本はモデルをもとに被写体を粘土で塑像、また作品の背景のセットも自身が制作するため、1枚の写真で制作に約1ヶ月を要します。
関本の叔父はブラジルへ移住した経験があり、移住センターを再利用している本展会場と深い関わりがあります。
作家は会場に約1ヶ月間滞在し、「過去を旅する」をテーマに公開制作を行います。
「作品は見る人の心を表す鏡であり、次元を越える扉である」を今回の展覧会のテーマとして、公開制作による新作と、テーマに沿ったこれまでの作品群によって会場を構成します。