タイトル等
野口久光 シネマ・グラフィックス
街の中のもう一つの絵画―日本のアフィシスト(ポスター画家)がヨーロッパ映画を描く
会場
尾道市立美術館
会期
2012-09-08~2012-10-28
休催日
月曜日(ただし、9月17日、10月8日(月・祝)は開館)
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午前4時30分まで
夜間開館:10月6日(土)は午後8時まで(ただし、入館は午後7時30分まで)
観覧料
大人/700円、高大生500円、中学生以下無料
〔前売は各200円引、団体(20名以上)は各100円引〕
■70歳以上、身障者は、証明できるものを提示により無料
主催者
尾道市立美術館、中国新聞備後本社
協賛・協力等
後援:広島県、NHK広島放送局、尾道エフエム放送、尾道ケーブルテレビ
企画協力:NPO法人 古き良き文化を継承する会
協力:公益財団法人 川喜多記念映画文化財団、北原照久コレクション、清水俊宏コレクション
概要
昔、映画ポスターは映像を転用してデザインされたものではなく、手書きの絵で描かれていました。
パリの街中では、アフィシストと呼ばれるポスター画家が描いた映画ポスターが、「街の中のもう一つの絵画」として親しまれていたのです。
そして、日本にもヨー口ッパにまで知られたアフィシストがいました。
そのアフィシストの名前は、野口久光[明治42年(1909)―平成6年(1994)]。東京美術学校工芸図案科(現東京藝術大学)でデザインを学び、戦前から活躍した野口は、とくに戦後のフランス映画、「禁じられた遊び」「第三の男」など、今も記憶に残る傑作ポスターを生み出しました。
なかでも「大人は判ってくれない」では監督のフランソワ・トリュフォーから絶賛されるなど、評価の厳しいヨーロッパの映画界にまで野口の名前は知られていったのです。
また、野口を敬愛していた大林宣彦監督が依頼した「ふたり」や「青春デンデケデケデケ」など、国内映画のポスターも手がけました。
本展では絵と独特の書き文字レタリングで描かれたポスター、映画スターのポートレート、映画プログラム表紙など約220点を紹介し、野口久光の全容を振り返ります。
イベント情報
オープニング講演会
「知られざる 野口久光の世界」
講師:根本隆一郎(NPO法人 古き良き文化を継承する会代表)
日時:9月8日(土) 午後2時~ (約1時間程度)
対象:一般
※参加無料・申込み不要。ただし、展覧会観覧料が必要です。

ギャラリートーク
当館学芸員による列品解説を行います。
日時:9月23日(日)、10月28日(日) 午後2時~(約30分程度)
対象:一般
※参加無料・申込み不要。ただし、展覧会観覧料が必要です。

[こども学芸員対象行事]わいわい がやがや おしゃべり鑑賞会
参加者には「こども学芸員シール」を発行します!
こどもたちを対象にした鑑賞会です。
鑑賞資料などをもとに、楽しくおしゃべりしながら作品鑑賞しよう。

日時:9月9日(日)、10月14日(日) 午後2時~3時まで
対象:中学生以下
※参加無料・申込み不要。付添いの方1名は無料で入館できます。

ミュージアムコンサート
日時:10月6日(土) 午後6時開場 6時30分開演(午後8時まで夜間開館します。)
奏者:木村由美(フルート)、三浦直子(フルート)、吉浦千幸紀(ピアノ)
主なプログラム:スクリーン・テーマ・メドレー、スペイン狂詩曲(リスト)など
会場:尾道市立美術館2階ロビー
※入場無科・申込み不要。ただし、展覧会観覧料が必要です。
ホームページ
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/event/detail.jsp?id=4111
会場住所
〒722-0032
広島県尾道市西土堂町17-19 (千光寺公園内)
交通案内
電車で-------
JR山陽本線「尾道駅」から、東行きバス(①番のりば)で「長江口」下車、千光寺山ロープウェイで「千光寺公園」へ。 (ロープウェイのりばで、「往復乗車券+観覧券」のお得なセット販売をご利用ください。) なお、美術館最寄りの「千光寺公園」行きバスは便数が少ないのでご注意ください。

車で-------
お車の方は、千光寺山ドライブウェイ経由で「千光寺公園駐車場(有料)」をご利用くださいましたら、入館時に駐車券提示により1名に限り 割引します。
◎山陽自動車道 尾道ICより 約20分
◎山陽自動車道 福山西ICより 約15分
◎JR山陽本線「尾道駅」、JR山陽新幹線「新尾道駅」からタクシーで約15分。
ホームページ
https://www.onomichi-museum.jp/
広島県尾道市西土堂町17-19 (千光寺公園内)
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