タイトル等
企画展示
破壊された都市の肖像
ゲルニカ、ロッテルダム、東京…
会場
群馬県立近代美術館
展示室1
会期
2013-01-19~2013-03-24
休催日
月曜日(2月11日は開館)、2月12日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
一般500(400)円、大高生250(200)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
概要
20世紀は歴史上初めて一般市民を大量に殺戮する戦略爆撃が行われ、人類史上前例のないほどの悲惨な都市の破壊が重ねられました。
当館にはこのような戦争の悲劇を告発するすぐれた作品が収蔵されています。パブロ・ピカソがスペイン内戦におけるゲルニカでの1937年の爆撃を世界に告発するために制作した絵画《ゲルニカ》のタピスリ、1940年5月にドイツ軍がオランダの港湾都市ロッテルダム中心部を爆撃によって破壊した悲劇を語るオシップ・ザッキン作《破壊された都市》、1940-41年にかけてドイツ軍が行った空襲のため地下鉄構内に避難したロンドン市民の姿と結び付くヘンリー・ムーアの《奉献(三人の女性と子供)》、泥沼化した太平洋戦争末期の1945年3月10日に行われた東京大空襲の悪夢のような記憶に対峙する井上有一《東京大空襲》連作と《噫(ああ)横川國民學校》などです。これらの作品群は個々の歴史的事実を超越した、巨大な戦争の力に立ち向かう人間の叫び、あるいは祈りともいうべき表現に昇華しているといえるでしょう。本展覧会ではこれらの所蔵作品を中心とし、さらに当館にその一部をご寄託いただいている故砂盃富男氏(1930-2001)のコレクションより戦争について深く考察した作品群も加えて、戦争と平和というテーマのもと展示いたします。
イベント情報
関連事業 *詳しくは当館までお問い合わせ下さい
◆記念講演会「井上有一の書」
3月10日(日) 午後2時―3時30分 講師:海上雅臣氏(美術評論家・ウナックトウキョウ主宰)
◆学芸員による作品解説会 1月23日(水)、3月9日(土) 午後2時―3時
ホームページ
http://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/destroyed.htm
会場住所
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
交通案内
[自動車]
■ 上信越自動車道の 「藤岡I.C.」高崎方面出口より出て、県道13号線を前橋方面に約10分。
■ 関越自動車道 「高崎玉村スマートI.C.」(ETCのみ)より出て高崎方面に向かい、県道13号線を藤岡方面に約8分。
■ 北関東自動車道 「前橋南I.C.」より県道13号線を藤岡方面に約15分。
■ 県立公園「群馬の森」の大駐車場をご利用ください(無料)。 大型バス複数台駐車可能。(要予約)
*公園閉園後の駐車場の利用はできません。
県立公園「群馬の森」 開園時間: 4月~9月:7時30分~18時30分 / 10月~3月:8時~17時30分

[タクシー]
■ JR 高崎駅東口より 約20分
■ JR 新町駅より 約10分

[電車・バス]
■ JR 高崎線・湘南新宿ライン または 上越・北陸新幹線で 高崎駅下車 (新幹線は東京駅より約60分)。
JR 高崎駅東口より、市内循環バスぐるりん 「群馬の森線」 9系統(約38分)、10系統(約26分)、または「岩鼻線」 15系統(約25分)で、いずれも「群馬の森」下車。(200円)
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
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