タイトル等
没後20年 入江泰吉の心象風景
「古色大和路」
会場
入江泰吉記念奈良市写真美術館
会期
2012-10-06~2012-12-24
休催日
月曜日。但し10月8日、12月24日は開館。10月9日(火)。
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分
観覧料
一般500円 高校・大学生200円/小・中学生100円
団体(20名)2割引/毎週土曜日 小・中・高校生 無料/奈良市在住の70歳以上の方 無料/障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料
関西文化の日(11月17日・18日)は観覧無料!
主催者
入江泰吉記念奈良市写真美術館/一般財団法人奈良市総合財団
協賛・協力等
■協力 光村推古書院株式会社
概要
入江泰吉は、奈良大和路の風物とそこに息づく歴史、表情豊かな自然をこよなく愛した写真家でした。戦災に遭い、ふるさと奈良に戻った時から約半世紀にわたり、その奥深い魅力を写真に表現し数多くの秀作を世に発表してきました。
なかでもカラーの風景写真には定評があり、入江作品の真骨頂と呼べるでしょう。しかし、モノクロームからカラーへの移行に際しては、当初、自身がイメージするような色を思うように表現できませんでした。
入江は写真芸術の可能性や日本の美意識、大和の歴史や文学などを根本から見つめ直すことから始めました。「千年の時代の流れに、おのずから成り立った古色美、そうした人工の及ばない自然の施した彩色の美しさがある」ことに気づき、古くから佇む堂塔伽藍や仏像といった人工と自然との調和が大和路の美の本質であると考えるようになったのです。
そしてあからさまな描写を抑えた色調を好み、仏像や風景のなかに醸し出される余情や歴史の気配といった眼には見えない特有の美、その中に漂う日本の心をとらえることに意を注ぎました。
今回は、入江が新境地をひらくことになった「古色」をテーマに展示します。“入江調”と呼ばれる叙情奏でる作品から入江の心象風景を感じとっていただければ幸いです。
イベント情報
■作品解説 毎月第2・4土曜日

◎高畑芸術サロン(地階ギャラリー)
木版画
清田雄司(版鹿の会)
11月20日(火)~12月2日(日)

◎ふらデコ(Flowers decoration)(1階エントランスホール)
・須山法香斎(大和未生流家元)…10月26日(金)~10月28日(日)
・濱田恭子(サロン・ド・フルールアカデミー)…12月8日(土)~12月9日(日)

◎秋のミュージアムコンサート(1階エントランスホール)
11月3日(土・祝)午後2時~午後2時30分
出演=まほろばフルートオーケストラ(ならイメック会員)

◎秋の撮りかたワンポイントアドバイス(地階ギャラリー)
10月27日(土)~12月9日(日)
※解説=11月17日(土)、18日(日)、23日(金・祝)、24日(土)の各日午後1時と3時

◎奈良県高等学校総合文化祭 写真部門展
11月10日(土)~11月18日(日)
ホームページ
http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/tenran/tenran_next.html
会場住所
〒630-8301
奈良県奈良市高畑町600-1
交通案内
[電車・バスでお越しの場合]

JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスで「破石町(わりいしちょう)」下車、東へ徒歩10分、新薬師寺西側。

[車でお越しの場合]

奈良教育大学の南側の角と、「ほっかほっか亭」の間の交差点を東に入り、奈良教育大学附属幼稚園の角を左折してから約150m。
ホームページ
http://irietaikichi.jp/
奈良県奈良市高畑町600-1
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