タイトル等
<私>の解体へ
柏原えつとむの場合
会場
国立国際美術館
B2階
会期
2012-07-07~2012-09-30
観覧料
当日:一般420円、大学生130円 団体:一般210円、大学生70円
*団体は20名以上 *7月7日(土)・8月4日(土)・9月1日(土)は本展・コレクション展無料観覧日
※高校生以下、18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものをご提示いただく場合があります) ※本料金で「コレクション展」もご覧になれます。
主催者
国立国際美術館
協賛・協力等
協賛:財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
助成:公益財団法人ポーラ美術振興財団
概要
柏原えつとむは京都在住の美術作家です。1941年に神戸市で生まれ、多摩美術大学で絵画を学び、1960年代後半から現在に至るまで作家としての堅固な歩みを続けています。とりわけ、1960年代の終わりから1970年代にかけて複数の展覧会を通して実現された作品は非常にユニークで、もの派など新しい表現が押し寄せる当時の状況に確かな一石を投じるものでした。小泉博夫・前川欣三と協働した《Mr.Xとは何か?》(1968~69年)、《《展》》(1970~2012年)、《方法のモンロー》(1972~75年)や《未熟な箱たち》(1974~75年)など、作者と作品が切り結ぶ関係に常に注意を払い、それを成立させる芸術の基盤を問い直し続ける柏原の問題意識は、今なお有効な批評性を携えています。複雑な展示構成と規模の大きさの故に展示の機会が限られてきたこれらの代表的作品がまとめて展示されるのは初めてのことです。1970年代を中心とした、知られざる柏原えつとむの世界を目撃するまたとない機会に是非ご期待下さい。
イベント情報
●対談(タイトル未定)=柏原えつとむ(出品作家)×安齊重男(アート・ドキュメンタリスト)
7月7日(土)午後2時より B2階展示室にて 当日は無料観覧日です 定員100名
60年代末に共に現代美術の世界に飛び込み、以来さまざまな美術の現場を潜り抜けてきた柏原と安齊。篤い信頼を寄せ合う両者が、ゲリラ的に写真撮影を行った「《方法のモンロー》東京をゆく」(1973年)ほか当時の知られざるエピソードを語ります。
●特別上映会+トーク=9月29日(土) 午後2時より
B1階講堂にて 無料 当日午前10時より整理券を配布します。 定員130名
上映作品:「サタワル」(1971年・18分)「足を洗いましょう」(1972年・3分45秒ループ)「方法のモンロー・試作」(1971年・4分23秒)
トーク:柏原えつとむ(出品作家)×森下明彦(当館客員研究員)×橋本 梓(展覧会担当研究員)
柏原が1970年代初頭に制作した実験的映像作品を3本上映。作品についてのトークを行います。
●ギャラリー・トーク=9月15日(土) 午後2時より B2階展示室にて 無料(要観覧券)
午後1時30分より聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)。
担当研究員が展示室にて展覧会の解説を行います。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/exhibition/exhibition_b2.html
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
交通案内
電車をご利用の場合

■京阪
中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より 南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え 西へ徒歩約15分

■地下鉄
四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より 西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より 土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

■JR
大阪環状線 福島駅 / 東西線 新福島駅(2番出口)より 南へ徒歩約10分
大阪駅より 南西へ徒歩約20分

■阪神
福島駅より 南へ徒歩約10分

■阪急
梅田駅より 南西へ徒歩約20分

バスをご利用の場合

■中之島ループバス「ふらら」
淀屋橋駅(4番出口) 西へ100メートル 「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より 「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ

■市バス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分

※美術館には専用駐車場はありません。
ご来館は、電車・バス等をご利用ください。
心身に障害のある方で車でのご来館を希望される場合は、美術館北側の有料駐車場をご利用いただきますようお願いします。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
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