タイトル等
リアル・ジャパネスク
世界の中の日本現代美術
会場
国立国際美術館
B3階
会期
2012-07-10~2012-09-30
休催日
毎週月曜日[ただし7月16日(月・祝)、9月17日(月・祝)は開館、7月17日(火)、9月18日(火)は休館]
開催時間
午前10時~午後5時
金曜日は午後7時まで[入館は閉館の30分前まで]
観覧料
当日:一般850円、大学生450円 / 団体:一般600円、大学生250円(団体は20名以上)
※高校生以下、18歳未満、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものをご提示いただく場合があります)
※本料金で『〈私〉の解体へ:柏原えつとむの場合』『コレクション展』もご覧になれます。
主催者
国立国際美術館
協賛・協力等
協賛=(財)ダイキン工業現代美術振興財団
概要
20世紀後半における欧米美術の進展の行き詰まりに続く価値の多様化、1960年代生まれの美術家の仕事の超克、美術情報の氾濫――こうした問題を克服して、真に新しい美術作品を制作することが、1970年以降に日本に生まれた美術家の課題かもしれません。「リアル・ジャパネスク」の出品作家9名は、そうした見極め難い美術状況のもとで、欧米美術の模倣、日本美術への回帰、あるいはショーアップした展示への依存など、近年よく見かける方法とは距離をとっています。この9名の作品は、過去の様々な美術作品や生活の中で経験する物作り等からの柔軟な方法の選択、視覚表現の謎の日本的感性による探求が主な特徴となっています。そして作品が語りかけることに耳を傾ければ、私たちが普段気づいていなかった何かに気づかせてくれ、美術表現としての感動をもたらしてくれるでしょう。巨視的に言えば、直面した美術状況への知的で誠実な対応の結果であるにとどまらず、1970年代・80年代に日本に生まれた者としての子供・学校時代の経験をも作品に結びつけています。その意味で「日本の美術作品として意義あるもの」という明治以降の課題のひとつの解答とも見なせるのではないでしょうか。本展は、日本現代美術の動向を踏まえた上で、そうした作品をふさわしいかたちで位置づけるとともに、今日における美術作品の意義についても考えようとするものです。
イベント情報
関連イベント
●アーティスト・トーク
7月14日(土)大野智史、貴志真生也、竹川宣彰、南川史門 / 8月4日(土)泉太郎、佐藤克久、五月女哲平、竹﨑和征、和田真由子
※午後2時から、B1階講堂にて 無料・先着130名 午前10時から整理券を配布します
●ギャラリー・トーク
9月8日(土)中西博之(当館学芸員) ※午後2時から、B3階展示室にて 無料(要観覧券)・先着90名 午後1時30分から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/exhibition/index.html
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
交通案内
電車をご利用の場合

■京阪
中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より 南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え 西へ徒歩約15分

■地下鉄
四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より 西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より 土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

■JR
大阪環状線 福島駅 / 東西線 新福島駅(2番出口)より 南へ徒歩約10分
大阪駅より 南西へ徒歩約20分

■阪神
福島駅より 南へ徒歩約10分

■阪急
梅田駅より 南西へ徒歩約20分

バスをご利用の場合

■中之島ループバス「ふらら」
淀屋橋駅(4番出口) 西へ100メートル 「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より 「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ

■市バス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分

※美術館には専用駐車場はありません。
ご来館は、電車・バス等をご利用ください。
心身に障害のある方で車でのご来館を希望される場合は、美術館北側の有料駐車場をご利用いただきますようお願いします。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索