タイトル等
版画家群像
大正・昭和のベスト・セレクション
会場
町田市立国際版画美術館
会期
2012-06-23~2012-07-29
休催日
月曜日休館 但し、7月16日[月・祝]開館、17日[火]休館
開催時間
10:00~17:00
入場は16:30まで
[土・日・祝]10:00~17:30(入場は17:00まで)
観覧料
一般600(500)円/大・高生、65歳以上300(200)円/中学生以下無料
()内は20名以上の団体料金
*展覧会初日6月23日は無料
※身体障がい者手帳または愛の手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は半額
主催者
町田市立国際版画美術館
協賛・協力等
小野忠重版画館
概要
版画家で版画史研究家でもあった小野忠重(おの ただしげ、1909-90)が集めた貴重なコレクションと、町田市立国際版画美術館が25年間にわたって収集してきた近代日本版画コレクションを合わせた作品群のなかから、個性的で内容豊かな創作版画を制作した作家の作品をセレクトし、約30作家・230点によってその魅力を紹介します。

明治30年代後半、当時盛んに発行されていた印刷物や複製的な性質の版画を批判して、「創作版画」とよばれる作品を制作する美術家が登場しました。その作品は、画家自身が直接木版を彫ったり石版に絵を描いたりすることを原則とし、オリジナルであることを重視した版画でした。それ以後創作版画は、木版画を中心に新しい表現形式として美術界に迎えられ、多くの制作者を生み出すことになります。
また、創作版画を制作する版画家は、洋画家や彫刻家と同様に、大正から昭和期に隆盛したさまざまな美術思潮を吸収し、時代が要請するテーマを率直に、個性的に表現していきました。たとえば個性を追い求めた大正時代には、恩地孝四郎や田中恭吉らが『月映(つくはえ)』を発行し、青年期特有の複雑な心情を木版画に赤裸々に刻み込んでいます。関東大震災からの復興を遂げた昭和初期には、谷中安規がモダン都市東京の相貌を不安感と共に個性的に描き出しました。

町田市立国際版画美術館では、2009年に「生誕100年 小野忠重展―昭和の自画像―」を開催しました。本展覧会は、その小野忠重が多くの版画仲間との交流によって集めた膨大な版画コレクションと当館の収蔵品から厳選し、4部構成の展示によって近代の日本版画の魅力に迫るものです。
イベント情報
【関連催事】
カッパン印刷でカードを刷ろう!
今はほとんど使われない活版印刷機で素敵なカードを作ります。どなたでも体験できます。
6月23日(土)、7月7日(土)、7月8日(日)、7月28日(土)
各日とも午後1:30~3:00(お1人の所要時間は2分程度)
定員各日40名(先着順)

活版ゼミナール
活字選びから印刷までの解説と実演をします。(見学自由)
出品作家の詩と図柄を刷る印刷体験もあります。(先着順で定員20名)
6月30日(土)
午後1:30~3:30(後半1時間は印刷体験。所要時間はお1人5分程度)
講師:大石薫(朗文堂アダナ・プレス倶楽部)
※詳細は美術館公式サイトをご覧下さい。

館長によるスペシャル・トーク
7月14日(土)
午後2:00より45分程度

学芸員によるギャラリー・トーク
6月24日、7月1日、15日、29日(いずれも日曜日)
午後2:00より45分程度
※観覧券が必要です。
ホームページ
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2012-127
会場住所
〒194-0013
東京都町田市原町田4-28-1
交通案内
徒歩

[小田急線 町田駅より 徒歩約15分]
小田急線町田駅東口(交番のある出口)を出る → 踏切を背にして商店街を直進 → 最初の信号を左折 → 原町田大通りを直進 → 町田街道につきあたったら、交差点を横断して右折 → 二つ目の角(タイムズ駐車場が目印)を左折して直進 → 芹ヶ谷公園に入り、公園の中の階段を下りきった右手が美術館

[JR 横浜線 町田駅(中央口)より 徒歩約15分]
JR 町田駅中央口改札を出て右折 → 歩道橋のスロープを下って原町田大通りを直進 → 町田街道につきあたったら、交差点を横断して右折 → 二つ目の角(タイムズ駐車場の手前)を左折して直進 → 芹ヶ谷公園に入り、公園の中の階段を下りきった右手が美術館

[JR 横浜線町田駅(ターミナル口)より 徒歩約12分]
JR 町田駅ターミナル口(横浜方面側の出口)の改札を出て右折 → 広場に出るので、駅を背にして正面の階段を下りて直進 → 三つ目の信号「版画美術館入口」で町田街道を横断 → さらに直進して急な坂道を下りきった左手が美術館
※たいへん急な坂道です。足元にお気をつけください。

バス・車

[バス停「高ヶ坂センター前」から 徒歩7分]
東急ツインズ前の町田バスセンター8番乗り場から 神奈川中央交通バス「92系統 高ヶ坂団地行き」に乗車、「高ヶ坂センター前」で下車。来た道を戻って最初の角を右折、道なりに直進、左前方が国際版画美術館です。下車してから徒歩約6~7分。バスは1時間に2~3本程度運行しています。運賃は、現金運賃200円/IC運賃195円。
※町田駅方面にお帰りになる場合、バス停のスタンドがありませんが、道路反対側の「カフェ」の前でお待ちください。

[平日は町田市民バス「まちっこ」もご利用になれます。]
「まちっこ」には公共施設巡回ルートと相原ルートがあります。国際版画美術館へのもよりの停留所「原町田四丁目」へはどちらのルートでもおいでになれます。下車してから徒歩約8分。
※「まちっこ」は平日のみの運行です。土・日・祝日、年末年始は運行しておりません。ご了承ください。

[車によるアクセス]
● 東名高速道路 町田インターチェンジ方面から
横浜町田IC 八王子方面出口から国道246号線「東名入口」の交差点を渋谷方面へ右折、約300メートル先町田街道入口「町田市辻」を左折、町田街道を約5キロ進んで、「三塚」の交差点で右折、成瀬街道に入り約300メートル先の「高ヶ坂」交差点を左折してすぐのコンビニ前を左折、道なりに約300メートル先が国際版画美術館です。

● 八王子方面から
町田街道を横浜方面に進み、「旭町」交差点を過ぎて「版画美術館入口」交差点を左折し(狭いので注意)下りきった左手が国際版画美術館です。
※「版画美術館入口」交差点は大型バスは進入禁止です。
ホームページ
http://hanga-museum.jp/
会場問合せ先
町田市イベントダイヤル Tel.042-724-5656
東京都町田市原町田4-28-1
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