タイトル等
特別展示
日本人の愛した中国陶磁
龍泉窯青磁展
会場
山口県立萩美術館・浦上記念館
本館2階展示室
会期
2012-06-23~2012-08-26
休催日
月曜日(ただし、7月16日[月・海の日]は開館)
開催時間
9:00~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般1,000円(800円) 70歳以上の方・学生800円(600円)
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金です。なお、18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する生徒は無料です。
※前売券はローソンチケットほか、県内プレイガイドにて取り扱っています。
主催者
龍泉窯青磁展開催実行委員会
龍泉窯青磁展萩実行委員会
(山口県立萩美術館・浦上記念館、朝日新聞社、yab山口朝日放送)
協賛・協力等
特別協力 浙江省文物考古研究所、浙江省博物館、龍泉青瓷博物館
協力 エフエム山口
後援 萩市
概要
中国浙江省の西南部に位置する龍泉窯(りゅうせんよう)で焼かれた青磁は、鎌倉時代から室町時代にかけて莫大な量が日本に輸入されました。中でも上質な製品は「砧(きぬた)青磁」「天龍寺(てんりゅうじ)青磁」の名で愛され、今日でも数々の名品が伝世されて、国宝、重要文化財に指定されている作品も少なくありません。
また、日本だけでなく、高麗、琉球、東南アジア、南アジア、西アジア、東アフリカなど広い地域に運ばれ、当時の最も上質なやきものとして世界中の人々に受け入れられたのです。
2006年に、龍泉窯の中で最も品質の高い青磁を生産したことで知られる大窯村地区の楓洞岩(ふうどうがん)という地点で、明時代初期の14世紀末から15世紀初期にかけて、宮廷用の青磁を焼いた窯が発掘されました。これは、それまで謎とされてきた、明代皇帝の用いた龍泉窯青磁の生産の実像を明らかにするものとされ、世界の考古学者や陶磁研究者、愛好家の注目を集めました。
本展覧会では、日本伝世の名品の数々と、龍泉・楓洞岩窯址の最新の出土品を併せて展覧し、龍泉窯青磁の美の世界とその発展史、日本とのかかわりなどについて探ります。
イベント情報
■記念講演会
①「日本人の愛した中国陶磁」 6月23日[土]13:30~15:00
講師:森 達也氏(愛知県陶磁資料館 主任学芸員、本展監修者)
②「龍泉窯の青磁を紐解く:製作実演を通して」 8月11日[土]13:30~15:00
講師:小山耕一氏(陶芸家)
会場:いずれも山口県立萩美術館・浦上記念館本館講座室

■中国茶の王様を楽しむ会 6月24日[日]、7月15日[日]、8月19日[日]いずれも14:00~(1時間半程度)
講師:武谷哲宏氏(中国茶芸館 清風茶房)、林利志枝氏(林太太茶館)
会場:山口県立萩美術館・浦上記念館 本館スロ―プまたは陶芸館多目的室
費用:1,000円(参加費。展覧会料金は別途かかりますが、参加者は本展を前売券価格(800円)にて鑑賞できます)
募集:各回最大30名まで。但し小学生以下の方は保護者の同伴が必要。
応募方法:FAXのみ。参加者氏名(小学生は保護者氏名)と年齢(学年)、住所、電話番号明記。
FAX番号:0838-24-2403

■タッチ&トーク龍泉窯青磁に触れてみよう!
7月4日[水]、7月11[水]、8月8日[水]いずれも14:00~15:00
担当学芸員による作品解説&龍泉窯青磁(館蔵品。出陳作品ではありません)を直接触れる機会。※要観覧料

■ギャラリートーク 毎週日曜日11:00~12:00 担当学芸員による作品解説。※要観覧料
会場住所
〒758-0074
山口県萩市平安古町586-1
交通案内
◆ 萩市内から美術館へのアクセス

●萩・明倫センターから徒歩約5分、または萩バスセンターから徒歩約12分
●JR 東萩駅から タクシー約7分
●JR 玉江駅から 徒歩約20分
●JR 萩駅から 萩循環まぁーるバス(西回り:晋作くん)約30分

※市外からバスでお越しのお客様は、萩・明倫センター、または萩バスセンターで下車されるのが便利です。
※萩循環まぁーるバスは、萩市役所を起点に松陰神社方面をめぐる東回りと城下町方面をめぐる西回りの2つのコースがあります。美術館からは、西回りバス停「萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口」のご利用が便利です。
ホームページ
https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県萩市平安古町586-1
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