neutral productionは富山県在住の藪陽介と畠山雅弘の二人によるアート・ユニット。映像・音響を駆使しながら、科学的・物理的な現象をアートの世界として捉えなおし、美しい造形として見せるインスタレーションによる作品発表を続けている。
今回、発表される作品のタイトルの“raison d'etre”(レゾンデートル)は「存在意義」という意味で、この作品は発泡スチロールの細かい粒を風によって垂直に吹き上がらせることで、巨大なスクリーンを出現させ、そこに立体的な映像を投影する。
関西では初めての発表となる。