タイトル等
企画展
染付と赤絵
会場
林原美術館
会期
2012-06-17~2012-07-22
休催日
月曜日休館(祝日の場合は翌日)
開催時間
9時~17時
入館受付は16時30分まで
観覧料
一般500円 高校生300円 小・中学生無料 友の会会員無料
障害者手帳提示の方・付添者 無料 団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方 2割引
主催者
財団法人 林原美術館
協賛・協力等
後援 岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、NHK岡山放送局、RSK山陽放送
概要
マイセンなどヨーロッパの高級磁器から染付の日常食器まで、日本だけでなく世界の人々を現在も魅了し続ける「青と白」。単純で穏やかで、しかし並ぶものがない美しい色彩の組み合わせの磁器の誕生は、約700年前の中国にまでその起源がさかのぼります。
染付は中国では青花と呼ばれ、元時代後期の景徳鎮窯で技術と様式が完成されます。彫や型押し文様の青磁・白磁が主流であった中国において、「青と白」は当時の人々をとりこにしたことは想像に難くありません。染付の「青」に「赤」をはじめとする色を用いる赤絵は、中国では五彩といわれ明代に花開きます。中国で誕生した磁器の技術はアジア各地に伝わり、それぞれの地域に根付くことになります。
朝鮮を通して日本に伝わった染付は、日本においても独自に発展します。17世紀後半から乳白色の生地に赤を基調として余白を残す独特の意匠の柿右衛門様式や、赤絵に金彩をまじえた金襴手と呼ばれる華やかな磁器も登場します。伊万里の港から海外にも盛んに輸出され、ヨーロッパの王侯貴族の部屋を飾りました。さらに江戸時代に鍋島藩の官窯として焼造された鍋島焼は、藩の贈答品として技術の粋がつくされ、色絵磁器の最高峰とも評されます。
本展では当館所蔵のこれら日本の豪華絢爛な磁器と、その源流となる中国の染付と赤絵を展示いたします。白地の上に彩られる青と赤が織りなす美しい世界をご鑑賞ください。
イベント情報
ギャラリートーク 会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。(ただし7月14日はスペシャルギャラリートークを行います。)
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
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