タイトル等
特別展 生誕100年記念
丸木俊展
「女絵かき」がゆく―モスクワ、パラオ、そして原爆の図
会場
一宮市三岸節子記念美術館
2階展示室
会期
2012-10-06~2012-11-26
休催日
月曜日(ただし10月8日は開館)、10月9日(火)
開催時間
9:00~17:00
入場は16:30まで
観覧料
一般600円、高大生300円、小中生150円
※20名以上の団体は2割引 ※一宮市内の小中生は無料
※一宮市内在住の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳等を持参の方(付添人1人を含む)は無料
主催者
一宮市三岸節子記念美術館、朝日新聞社
協賛・協力等
協力●原爆の図丸木美術館
助成●芸術文化振興基金
概要
洋画家 丸木俊(とし)(旧名 赤松俊子、1912-2000)の生涯の作品と波乱に富んだ人生を紹介する展覧会です。丸木俊は、北海道雨竜郡秩父別町のお寺の長女として生まれ、旭川の女学校を卒業後、上京して女子美術専門学校で洋画を学びました。卒業後は代用教員となりますが、1937年に通訳官の一家の家庭教師としてモスクワに渡り、また1940年には当時“南洋群島”と呼ばれたパラオ諸島などにも滞在して、異国の風俗を描きました。1941年に日本画家の丸木位里(いり)と結婚。1945年の原爆投下後、夫の故郷である広島に入り、のちに共同で「原爆の図」を制作しました。夫妻は「原爆の図」をもって世界中を回り、その被害を伝えました。一方で、丸木俊は優れた描写力を生かして多くの絵本を手がけ、想像力にあふれた美しい世界は広く親しまれました。
本展では、各時代の代表作や絵本の原画に、約70年ぶりの公開となる南の島の女性たちを屏風に描いた「踊り場」(1941年)や、南洋或いはモスクワ時代の雑記帳など新たな作品や資料も加えた約110点を展示し、類まれな女性洋画家の生涯と画業をご紹介します。丸木俊という一人の画家が、人間の深い業を見つめながらも自然や人を愛し、豊かな創造性にあふれた作品を描き続けたそのたくましい歩みを、生誕100年にあたる今年、改めて見直します。
イベント情報
◆◆講演会
11月3日(土・祝) 午後2時~(午後1時30分開場)
「丸木俊・旅する「物語の画家」―絵本から原爆まで」
小沢節子氏(近現代史研究者)
※申込不要・聴講無料

◆◆スペシャルギャラリートーク
11月11日(日) 午後2時~
岡村幸宣氏(原爆の図丸木美術館学芸員)
※観覧券をお持ちの上、2階ロビーにお集まりください。

◆◆こどもアートツアー&絵本の朗読会
10月28日(日) 午後2時~
展覧会を見学後、丸木俊が手がけた絵本を<朗読ぐるーぷ言の葉>による朗読で楽しみます。
※申込不要・参加無料。1階受付前にお集まりください。
保護者の方もご参加いただけます(要観覧券)。

◆◆ミュージアムコンサート
11月17日(土) 午後5時30分~(午後5時開場)
「富田牧子 無伴奏チェロの夕べ~大地のことば~」
※要コンサートチケット。10月6日(土)より販売開始。

◆◆学芸員による展示説明
10月20日(土)・11月17日(土) ともに午後2時~
※観覧券をお持ちの上、2階ロビーにお集まりください。
会場住所
〒494-0007
愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
交通案内
<公共交通機関をご利用の場合>
●JR東海道本線(名古屋駅⑤⑥番線)にて「尾張一宮駅」下車、または名鉄名古屋本線にて「名鉄一宮駅」下車(JR新快速・名鉄特急で10~15分)一宮駅西口の名鉄バスターミナル②番のりばから「起(おこし)」行きで約15分、「起工高・三岸美術館前」バス停下車、徒歩1分。[バスは約15分間隔で運行]
●岐阜羽島駅(東海道新幹線)よりタクシーで約20分

<お車をご利用の場合>
●岐阜羽島駅(東海道新幹線)よりタクシーで約20分
●大阪方面/名神高速道路:岐阜羽島I.C.より約15分
●東京方面/名神高速道路経由:東海北陸自動車道一宮西I.C.より約10分
●関・郡上方面/東海北陸自動車道:尾西I.C.より約10分
※駐車場には限りがございます。なるべく公共交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://s-migishi.com/
愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
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