タイトル等
塩川コレクション
魅惑の北欧アール・ヌーヴォー
ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール
会場
渋谷区立松濤美術館
会期
2012-04-07~2012-05-20
休催日
4月9日(月)、16日(月)、23日(月)、5月1日(火)、7日(月)、14日(月)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
※金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般300(240)円 小中学生100(80)円
※( )内は10名以上の団体料金 ※60歳以上の方、障がい者の方(付添1名を含む)は無料 ※毎週土曜日は小中学生無料
概要
デンマークの誇る名窯「ロイヤル コペンハーゲン」と、かつては人気を二分した「ビング オー グレンダール」。両名窯の19世紀末から20世紀初頭に制作されたアール・ヌーヴォー磁器を紹介します。
ロイヤル コペンハーゲンといえば、白地に青一色の「ブルーフルーテッド」や「イヤープレート」のシリーズが有名ですが、19世紀末のアール・ヌーヴォー全盛期には、淡いグラデーションの釉下彩、鮮やかな虹彩を生じる結晶釉など、当時の最先端を誇る多彩な釉薬技術によって世界を牽引した窯でした。動植物や昆虫など、自然のモティーフをかたどった優美なフォルムと奥ゆかしい色彩による作品は、世界的な脚光を浴び、アールヌーヴォーの頂点といわれる1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞しています。この博覧会を目の当たりにした日本の関係者は、旧態依然とした自国の状況との差に衝撃を受け、陶磁器の分野でもデザインの重要性が説かれ、釉下彩技法などの習得が積極的に行われるようになりました。
魅力的な絵画表現が特徴であるロイヤル コペンハーゲンに対し、ビング オー グレンダールは彫刻家を多く採用して、「鷺のサービス」など、彫塑的要素が強く前面に打ち出された作品を多く生み出しました。
本展覧会は、横浜市在住のコレクター塩川博義氏の協力を得て、これまで日本で紹介される機会の少なかったアール・ヌーヴォー期におけるロイヤル コペンハーゲン、ビング オー グレンダールの多彩な作品を一堂に展示します。また併せて、同時期の明治時代後半の日本の釉下彩作品も紹介いたします。
イベント情報
講演会 4月15日(日)午後2時より
「デンマークのアール・ヌーヴォー磁器」
塩川博義氏[日本大学教授、本展出品者]

記念セミナー [要事前申込み]
5月9日(水)午後6時より
「ロイヤル コペンハーゲンでティータイムを楽しむ」
(西洋アンティークの見方) ※出展作品ではありません。
塩谷哲夫氏[ロムドシン代表取締役]
参加費:1,500円 定員:15名 応募締切:4月28日(土)必着
[申込み方法]
往復ハガキの「往信」に①郵便番号・住所 ②氏名 ③年齢 ④電話番号、「返信」に返信先住所・氏名を明記のうえ、下記までお送りください。
〒150-0046 渋谷区松濤2-14-14
渋谷区立松濤美術館 記念セミナー係
・応募多数の場合は抽選とさせていただきます。

サロン・ミューゼで音楽を
5月13日(日)午後1時~、3時~(各 約20分)
演奏:松下修子氏(チェロ)
曲目:バッハ無伴奏チェロ組曲第3番より他

担当学芸員によるギャラリートーク 午後2時より
4月20日(金)、5月3日(木・祝)、5月12日(土)

美術映画会 午後2時より
4月28日(土)「茶の湯」「用と美」
5月19日(土)「茶の湯」「琳派の系譜」
ホームページ
http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html#A002
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
交通案内
[電車]
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分

JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分

[バス]
ハチ公バス
「松濤美術館入口」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)
「東大前」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)

東急バス
渋55「東大前」下車 徒歩2分

京王バス
渋60・61「東大前」下車 徒歩2分
渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

都営バス
渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

※駐車場はございません。
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
東京都渋谷区松濤2-14-14
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索